14ꕥ
❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.。.
凍てついた胸に咲いた
冷たい氷の青薔薇
ひんやりした宝石みたいな
涙の粒をぽとぽと落として
美しい魔物は泣いた
彼女は永遠の愛を望んだ
ずっと一緒にいたかったから
死んでしまうなんて思わなかった
不老不死として生まれ
何も知らずに
有限の命を持つ人間を愛した
孤独に寄り添う夜と月が
秘めるような泣き声を
銀の光で慰めた。
❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.。.
by ✼•深神鏡•✼
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます