<呟き9>自分勝手

この世界は自分勝手だ

何で私が生まれたのかも知らないし

ただ「生きる」という使命を

勝手に持たせて背中押されて

勝手に始まってしまった

休憩所のないレース


自分はなぜ生まれたのか

それは生きてる間には分からないだろう

何故ここにいるのか

そして自分の意志で行動しているのか

分からないことだらけだが

この社会ではそれが当たり前だ


いつから当たり前が始まったのだろう

この自分勝手はいつ終わるのか

それは「自分」が終わるときだろうか


役目を終えた命は

レースから外れて

後から来る人に手を振る


自分勝手にすれ違う人々を

世界はいつまで見守るだろう

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