秘密


夜に聞こえてくる甘い声


いつか捨てられるなんて分かってる

でも僕がいい子にしてれば何も無いんだ


母さんは、


母さんは僕を好いてくれてる。

まだ大丈夫


どんなに母さんが男の人を連れて来ても

殴られても、気にしないから。





僕がいい子なら

また手を繋いでくれるでしょ?






大好きだよ。お母さん。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

神情 りめんじゃこ @limen_jyako

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る