【増量試し読み】後宮の薫香妃

しそたぬき/富士見L文庫

人物紹介&用語

「後宮の薫香妃」人物紹介

イラスト:志島とひろ


人物紹介


李薫香り くんこう

黄塵国後宮に住まう「贖罪妃」。

祖先が国の太祖を殺した代償として、一族から差し出された人質である。

並外れた嗅覚をもつ。


廣黒曜こう こくよう

後宮に出入りする美貌の宦官。

嗅覚を失っている。


銀葉ぎんよう

女性官吏。

薫香が住む独房宮の番人。


東蕙妃とうけいひ

皇后候補の一人。

凛とした美しさをもつ、威厳のある妃。


北麗妃ほくれいひ

皇后候補の一人。

武術に優れる豪胆な妃。


西華妃せいかひ

皇后候補の一人。

計算高く、策略を好む妃。


南貴妃なんきひ

皇后候補の一人。

いちばん年若い妃。南王家の養女。



用語


四王家よんおうけ

黄塵国の皇帝を支える東西南北の王家。

通常皇后は四王家出身の妃・四妃のうちから選ばれる。


香妃こうひ

香を焚くことで神託をもたらし、太祖を建国まで導いたとされる巫女の呼び名。

並外れた嗅覚と香の知識をもち、その体からはかぐわしい芳香を発していたといわれている。


御前聞香ごぜんもんこう

皇后選びの儀式。

天に捧げるのに最もふさわしい香を皇帝が選び、それを用意した妃が皇后となる。

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