第19話
ヒジリ「称号はダンジョンでのJ経験値と経験値が1.2倍か…次開放から使えるな…」
そして問題の武器を見る。
ヒジリ「無色か…とことん無職が想像されるけど…」
無色:職業によって変わる武器。
ヒジリ「フリーターだから無色ってこと?フリーターは無職ではないと思うんだけど…」
その時、コトリたちがログインし、メッセージが来る。
「今どこに居ますか?」
「個室喫茶にいます。座標は…」
10分もしないうちに3人がきた。
コトリ「いい場所知ってますね」
ヒジリ「装備とか人に見られたくなかったので」
ユズ「やっぱり私たちが第一踏破者だったんだね」
ミオ「チョーラッキーですね!」
ヒジリ「乾杯でもしますか?」
ユズ「いいね!」
それぞれが飲んでみたいものを頼む。
ユズ「それでは第一踏破祝して!」
全員「カンパーイ!」
―
コトリ「それで私たち全員武器が違うって話になったんですけど、ヒジリさんはどんな武器だったんですか?私は大楯の“満月”です」大きな黒い盾を出す。
ユズ「私のは大剣“山茶花”です」深紅の大剣を出す。
ミオ「私のは槍弓“豪雪”です」真っ白な反った槍を出す。
ヒジリ「僕のは長剣“無色”です…」鏡のような長剣を出す。
3人「…?」
ヒジリ「職業によって変わるみたいなんです」
コトリ「フリーターだと無色?」
ミオ「鳥かなんかになると思ってたんですけど…」
ヒジリ「僕もね、それだったらどれくらいよかったか…」
ユズ「あれ?そうすると防具も違うの?」
ミオ「“狙撃の留り”でターゲット固定ができるっていう結構いいものでした」
ユズ「“狂乱の鎮り”で状態異常になると攻撃力が1.5倍になるってちょっとビミョー」
コトリ「“迅速の籠り”でスキル発動時の守備力低下、主にクイックガードなどのが無くなる結構いい感じです」
ヒジリ「僕のは“迷いの断ち”って言ってJ経験値上昇と同じ武器で経験値アップかな」
ユズ「ヒジリさんだけなんかかわいそう」
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