S級探索者美少女たちはお礼したいらしい(BANの危機

「大葉湊様……本当にありがとうございますっ! 禁止令を破ったあたしたちを助けてくれた上に、経験値もくれて、レアドロップもくれて、なんて言えばいいか……」


 剣士の女の子が、頭を下げた。


「別にいいよ。経験値はもうカンストしてるから要らないし、レアドロップもまだ倒せば出るから」

「…………////」


 顔を真っ赤にして、もじもじしてる。


 なんかまずいこと言ったか?


「キミ、大丈夫?」

「…………すみません。イケメンすぎて」


(イケメンって誰のことだろう?)


「そういえば、お名前は?」

「あ、あたしは……エリンです。ヒーラーの子はアリシア、魔術師の子はレギーナ、タンクの子はユキです」

「へえ……みんなかわいい名前だね」

「「「「か、かわいい……!」」」」


 なぜか、みんな顔が赤いな。


 そっか。


 サラマンダーの炎のせいで、フロアの気温が上がったせいか!


「どうか大葉様にお礼させてくださいっ!」


 4人は全力で頭を下げてくる。


「いいよ。お礼なんて」

「そういうわけにはいきませんっ! ギルドの名誉に関わります」

「今、欲しいものないしなあ」

「あたしたちが大葉様に返せるものは……こんなものしか」


 剣士のエリンが他のメンバーに目配せする。


 すると、


 4人は服を脱ぎ始めた。


「え? な、何してるの?」

「こんなものしかありませんが……」


 4人とも裸になった……


 みんな、大きい。


 白銀の剣は【巨乳】が、入会条件なのか?


「つまらないものですが、どうか受け取ってください」


 4つのおっぱいが、俺を取り囲んだ。


 やばい。


 これは……BANされるだろ!



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