童貞卒業💖(のはすが

「朝まで……俺と一緒に?」

「もう! 女の子にこんなこと言わせるなんて! 湊様のバカぁ!」


 ポカポカと俺を叩いてくるぴかり。  


「で、あたしと一緒に、いてくれるんですか?」


 顔を真っ赤にして聞いてくる。


 これって……チャンスなんだよな?


 前世、最強だった俺の唯一の弱点。


 それは【童貞】だったことだ。


 俺は【魔法使い】のまま死んだことになる。


 現世では絶対に【卒業】すると決めていた。


「……いるよ。朝まで一緒に」

「つっ……! う、嬉しいです!」


 ぴかりが俺の腕に抱きついた。


 大きな胸が、俺に当たりまくる。


(ついに【童貞卒業】だ……!)


 と、思った矢先。


「湊くーん! 久しぶり!」


 背後から女の子の声。


「あなたは……?」

「こんばんは! あたしは宮上みやのです!」


(み、宮下さん! どうしてここに?)


 めちゃくちゃ胸が空いた白のブラウス。 


 スカートも妙に短かくて、むちむちした太ももが。


 俺が驚いていると、


「もお! 元カノの顔、忘れたのー?」

「え? 元カノ?」

「……湊様、これはどういう?」


 ぴかりから殺気を感じる……


「湊様。あたしはお邪魔みたいですから、帰りますね」


 ぴかりは走っていなくなった。


「……おい。あんた。俺の【卒業式】の邪魔をしてやがって」

「すみません。大葉様の【ワンチャン】をつぶしてしまいまして」

「ふざけてんのか」

「大葉様は特級探索者です。うっかり性行為中に機密をバラしまう可能性があります」

「だからって……」

「私は大葉様の専属侍女に任命されました。大葉様の行動はすべて把握します」

「マジかよ」

「もし性欲を処理したい時は、私におっしゃってください。私がお相手しますので」

 


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幼馴染に嘘告された上にSNSで晒された俺、暴漢に襲われた人気美少女ライバーを助ける。バスって美少女ライバーたちに重く愛される

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