第248話 新境地



 ゆっくりと倒れる邪鬼王。ようやく倒したヨミ達であった。


「綺麗な終わりじゃないけど、まぁいっか」


「お、次のフィールドへの扉が出たぞ」


 新しいフィールドへの扉が現れた瞬間だった、


「そうね。一人も落ちてないよね?」


 周りを見回すが、死んだ人はいなかった。


「いないのね。また挑むのは勘弁願いたいから良かったわ」


「そうだな。俺等を誘ってくれてありがとうな」


「構わないわ。ちゃんと非戦闘者を守ってくれたしね」


 激裂鬼夜羅死苦に頼んだのは非戦闘者の盾になって守って貰うことだったので、その役目を果たしたルダン達には感謝しかなかった。




「そろそろ行って見ましょうか!」




 扉を通り抜けるとその先にはーーーー






「「「「「はぁっ!?」」」」」






 そこは大きな島と空中に浮かぶ小さな島が多数に浮かんでいるのだったーーーー







「…………まさかの天空島とはね。ギルドの扉、どうしよう」


 予測もしていなかったフィールドの形に頭を抱えるヨミであった。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る