落ちていくお菓子
仲仁へび(旧:離久)
第1話
食べたいお菓子。
おいしいお菓子。
だけどするっと、手が滑り。
ひゅんとお菓子は落下する。
お菓子は落ちる。
手を伸ばす。
けれどととかず。
だから落ちる。
どんどん、落下。
どんどん、下へ。
地面に落ちてしまうのか。
土に落ちてしまうのか。
アスファルトの上、落ちるのか。
お菓子は食べれず、無駄になる?
どんどんどんどん落ちていく。
食べられることなく、落ちていく。
このままいけば無駄になる。
誰も食べれず無駄になる。
けれど、そこにやってくる影。
カラスがひゅんと飛んできた。
そしてぱくっと、キャッチした。
どんどん落ちたお菓子はとまる。
カラスにぱくっとされたから。
そしてそのあと、ぐんぐん上がる。
もう落ちずに、ただ上がる。
最後にごっくん、ごちそうさま。
カラスは満足、お菓子も本望。
落ちていくお菓子 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます