第35話 森の調査と遺跡の調査

本来なら大事な預かり娘『貂炎』

最近街に帰ってこないので捜索と

ついでに森や遺跡の調査に


ヨハン、アーレン、ギルフォードを伴って

セレナが直接、ダブルチェックの

意味も兼ねて出発


貂炎はいつのまにか、野生化し

自給自足生活に入り

村のボスに祭り上げられていた!


大氾濫を集めた村人達で凌ぐとか

色々とオカシイ、【蛮族の中の蛮族】

戦闘民族はやはり違う!


反応は鈍いが言葉は通じたから助かった!

いつのまにか誕生日を迎えて13歳になっていた


「セリーヌが心配してるから帰っておいで

甘いものを用意して待っている」


「うー わかった!」


貂炎指揮下の村人達は鍛え上げられて

かなりの強さになっているようだ!

ゴブリン コボルト処ろか

怪力のオークにも問題なく勝てるらしい


集めて統合した村人達で家を建て

村を作っている、狩猟生活の他にも

家の周りに畑もできて野菜も取れるようだ!


遺跡の近くだな、これは調査で助かる

本格的な調査をする前に話を聞くと

30層まで降りて既に帰ってきているらしい


良質な武器や敵から魔石が落ちるらしい

外の魔物と違って死体が残らず

魔石と装備品が落ちる


動物系生物からゴブリン

コボルト、オーク更に

地底人の亜人オーグが居たらしい

小さくて硬質で硬い肌の人種


手先が器用で武器防具を作り装備している

この遺跡だと

色々と換金できそうなものが手に入るらしい!


ギルドのクエストを受注できる支店を

この村に作ることに決定


ぼったくり厳禁の適正価格の買取やの募集

金になると踏んだのか

商人が集まり幾つも店が並び出す!


ゴールドラッシュの様にお金の話に釣られて

貧乏人以外にも人が集まり出す


一年後

食堂、宿屋の建設ラッシュから

賭博場 娼館までできて街と言える

規模に発展


魔石は魔道具の動力になるので

いくらあっても困る事はない

電池や電気を売る様な感じだ!


消えることのない街灯や

火を起こせる魔道具や

少量の水を出す魔道具など有名である


スラムの子供や難民の子供が

仕事を斡旋されて街での仕事や

森での採取や狩り


遺跡での宝探し


セレナは綺麗な顔をしているが

怖い女のイメージが先行している

だが


本来なら嫌われる子供の貧民から人気が強い!

職に付きずらいもの達の

遺跡のダンジョンでの死因を特定して

死亡率を減らしたり、買取屋に適正価格を

義務付けたお陰での困窮生活から

抜け出せる親のいない孤児達の救世主


【ヨハンの治療院】を開いたのも大きい

生死がかかった場合、ローンを可能にして

借用書を書かせたのが大きい

大勢の貧民の命が救われて

借金の代わりに仕事を斡旋された


王都はヒルダや守護の聖女に丸投げして

最近はこちらにセレナは駐留して


【市長とギルドのマスターを兼任】


「狩猟や釣りもクエストに入れるか?」


「未成年のクエスト受注記録で

未帰還者居ないか確認!

ギルド嬢は遊びではない責任を持て」


金の回収もあるが強い戦力の臣民を

揃えるのが急務と踏んでいる


武器防具や農産物

狩猟での肉、川魚の回収販売


国力強化、流民難民の回収


国に忠誠を誓わせて、

犯罪や違反者は追放や死罪


「見せしめにしろ!楽には殺すな!」


スパイや裏切り者は楽には殺さず!

見せしめに残酷な処刑

【石打の刑】

流血や身体の陥没、頭蓋の骨が割れても楽には

死ねず身体中が、傷つき苦しみ抜いて

死ぬ拷問で見せしめにした!


臣民には慈悲と温厚を

裏切り者や外敵には徹底的な粛清


セレナは【慈悲の女神や粛清の悪魔】と

あだ名されるに至る

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