〜108〜脅かす予定が空振った。光司はアホに全振った。
土日の光司です。
一応言うとキラも一緒だ。
今日は『非未公開』へと行くこととなっているのだ。
非未公開は星の発展をさせるための供物を売っているのだ。
意外にも売れていないみたいで大通りの外れにあるのが特徴。
道も入り組んでいるし一人だと迷いそうだ。
だからキラを一緒に行かせたんだなぁ。(多分違うと思うよ……)
そしてやっとの事でついた、『非未公開』だ。
この店はなんかシックな感じで、レトロ調な雰囲気を漂わせている。
蔦が絡まって赤いレンガと映えるのがポイントが高い。
こんな良いところなのになんで二人で?
しかもポセさんもいうの躊躇っていたけど……?
まぁいいや。(IQ3)
こんな良いところ入らない選択肢はないッ!!
ということで入店。
ガラス張りのドアをギギギと音を立てながら開ける。
クレ456でもつけたらいいと思うんだ。
こんなギーギー言うと五月蝿いし。
だけどそんなのは別に良いはずだけどなんか気になる。一回閉めよ。
そんなやってると中からうめき声が聞こえる様になる。
なんかお化け屋敷的な感じのうぁー、的なやつ。
しかも「アレ?いない、なんで?」みたいなすっぽ抜けた声も聞こえ始める。
隣でキラは頭を押さえてるし、なんなん? (脅かす予定が誰もいないからでしょ?)
んー、回避できたんだな。
怖いのとか苦手だからよかったって言ったら良かったのかも。
バイオアラームって言うゾンビ倒す奴やったら、ゾンビじゃなくて寄生虫だったし。
バッタとゴキさんと蜘蛛が合わさった様なやつまで出るし、急に田舎の村のはずが城壁が動く城あるし、秘密基地があるし。
一部パズルゲーだし。
「あれはマジで恨んでる。ウランです。なんちゃって」
「寒いですね、マスター」
恨んでるとウラン《・・・》ですを掛けただけだから良いかな〜って思ったけどダメか。
最近親父ギャグは脳の歯止めが止まらないからってなんかやってた。
俺もその一人なのか?
もうそろそろ卒業したいなー……。
うん。(反省)
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