〜82〜迷っていた光司たち。
光司です。
城の社交会へと行くこととなってます。
城の中は複雑過ぎる。
もう迷った。
トイレ行っただけなのに……。
どうしよう?
長い廊下しかない。
どこなのマジで? (お城の中です)
「どうしたのですか? ここは立ち入りを禁止しているはずですが」
「うおぅ!」
だれ?
カッコいい王子様的な衣装を着てる美少年。
というより美青年?
白を基調にした感じの衣装は宝石塚の楽団のようだった。
やはり異世界の人。
絶対貴族の偉い人のはず、わからんから【感情看破】!!
『だれ? え? どうしよう、あのー。俺も迷ったなんて言えないし……』
あ、迷った友達なのか。
「迷ってるんですか?」
「え? なんでそんなこと知ってるんですか? え?」
困っちゃった。
でもな、この人誰なんだ?
【タレナット・マッド(レベル37)】
うおぅ! (本日二回目)
目の前に画面が表示された。
もっと細かく見れるのかな……?
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身長 167cm
体重 64kg
性格 見た目とは裏腹
とても臆病な人。
タレナット家の三男。
クレベリット家に
引き取られた。
好きな人 ミリアム・シー
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ちょいストップ、待て待て。
身長、体重は見られたくないだろ。
特に好きな人とか。
この人の好みなんて知らんくていいわ。
タレナット家の三男なんか。
俺は次男。
姉、兄、俺。
姉が兄弟で一番偉かった。
そんなことはどうだっていいわ、なんなんよ。
気が散るわ、この画面。
マジなんなん? (引き取られたのガン無視)
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読んでいただきありがとうございます。
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