異世界創生はシミュレーションゲームに似ている～神様はアレでも異世界は創れますか？～

〜66〜幽霊の迷路イベント？

光司でーす。

なんか幽霊のイベントが開催されるらしい。（チラシより）

大広間ってとこで迷路がおこなわれるんだけど成功商品が、神鉏工房（シロガネ）の【3回無料券】なんだって。

いいなー、みんなで行こうかなぁ？

だれ誘おう？ と考えながら下へ降りる。

みんなお揃いではないか。

絶好の機会。

「みなさーん、このチラシに書いてる迷路に行こう！」

「嫌ではないですけど、本気なんですか？ マスター」

「そうだよ、光司くんってこれ行こうとしてるの？」

「コレってアレなやつだよ、あるじ」

「え？ 行こうとは思っているから言ってるんだけど……」

なんかヤバいのか？

まぁいいや。（バカ乙）

アレとかコレって言われても意味不明？

解読不可の気がするのは俺だけ？

「はぁ……。私がついて行きます、どうせ大広間への行き方も知らないでしょうに（小声）」

最近口悪くなーい？

辛辣コメは変なやつ開花させるかコメ欄荒れるよ、うん。

そう聞いてる。

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ここがその会場。

何も準備されてない。

イスと、受付の机がある。

その奥でウロウロしてる人たちは迷路してるの？

なんか棒状のもんを持ちながら。

そこには何もないのに。

あ、なんか潰れた。

赤い虹が飛んだ。

プッって。

あれ、プッだとオナラみたいか。

プチって感じかなぁ？（まずは死んだことに驚けww）

痛いのはないから多分大丈夫。

受付を済ますが人？ 神はほぼいない。

受付の女の人の周りが寒かった。

この場所というか、全体がエアコンで一定に保ってるはずだけど。

受付をしてなぜか知らんけど棒をもらった。

木の棒。

その辺にありそうな。

アリスは見守る、はずだがプレイはしない。

しないが特別に同行を許可してくれた。

中に入る前になんか幻影オブジェクトに触れた。

幻影オブジェクトで迷路を進むらしい。

そして中に入るが、何もない。

周りを手当たり次第触ると何か透明なものに当たる。

板状でフニフニしたものようだ。

え？ コレって手で触りながら進むの？

手で前へと進むが壁に当たる。

次は右、進んだら壁に当たった。

これって左手を付けながら進むといいんだっけ？

しかも少し肩痛い。

凝ってんのかなぁ？

でもさっきまでなかったし……。

なんか赤ちゃんの泣き声も聞こえ始めた。

なぜ？

「はぁ、マスター。今気づいたなんて……。コレはやり方があります」

「そうなの？」

「その棒をフニフニしたやつの下側を棒で払ってください」

えーっと、棒持つ。

下をサッサッと払う、フニフニ触る。

あれ無くなってる、why？

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