今度は何事? 編
〜61〜コレ2度目だわ。
アースに行ってから1ヵ月が経過した。
神の世界での三ヵ月に一回会うことになった。
だからアースでいうと、1年と2ヶ月くらい。
陽炎には頑張って練習してほしい。
そんなことを思いながら二階へと上がる。
そうすると嶺と上でバッタリあった。
「ねぇ、光司くん。一緒に、ハデスさんのところに行かない?」
「ふぇ?」
なんで?
特に会うようなことはないけど……。
======
はい。
ハデスさん宅へ行くこととなりました。
ゼウスさんが開けてくれるらしい。
「久しぶりだね、光司くん。活躍は聞いてるよ」
「いつも通りそうでよかったです、ところでなんでゼウスさんなんですか? 「グサッ!」ポセさんでもよかったのに」
「一応、ね、これでもハデスは兄さんなんだよ……」
そうなんだな。
でもそんな感じだなぁ。
お兄さんのハデスさんの方がハキハキしていてお兄さんっぽい。
「そろそろ時間だから行こう」
「もういいや、開けるよー」
そう言うと、扉がフッと現れる。
この扉は少し大人な感じの木のドアだ。
それをギギッと開ける。
その奥には短い廊下が続き、綺麗にされている玄関がある。
靴は二つ。
男の人用の靴と、子供用の靴……?
小学生くらいの可愛いローファー。
そんな趣味があったのか? ハデスさんって……。
「やぁ君たち……ようこそ我が家へ。ささ、ボクの部屋に入って……」
あれ?
ハデスさんって強気なカッコいい感じの神様じゃなかったけ?
俺の間違えか!
うん。(理解乙)
まぁどちらにしても中に入る。
なんか地球の人に話がしたいと言ってた。
なんか普通のゲーマーの部屋だ。
綺麗にしてある。
「そろそろ本題に入ろうか……」
そう言い出すのはハデスさん。
何?!
急に悪寒が走る。
寒気が、殺気が!!
あれ、これ初めての感覚じゃない。
なんか知っている。
「コニコニ動画って見たことあるの?!」
はぁ、ヘラさんと同じか。
なんかテンションが一瞬で変わるやつやん。
コレ2度目だわ。(笑)
==========
読んでいただきありがとうございます。
面白ければ★★★、面白くなければ★。
♡もつけていただけると幸いです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます