社長を出せ!!(仮)
生虎
第1話 社長を出せ!!
「おい!社長を出せ!!」
このセリフを聞いた方々は何を連想するだろうか?
お客様が会社に
借金取りが来て貸した金の
会社・製品に対し文句があり電話してきた。
肩で風切る自由業の方が社長を呼んでいる。
近所住民の殴り込み。
今回の正解は
『会社・製品に対し文句があり電話してきた』
である。
俺はカスタマーサポートなるクレーム受付の様な窓口のしがない受付担当要員である。
今、応対しているお客様が声高に電話で「社長を出せ!!」とシュプレヒのコールを挙げている。
この手のクレーマーと言う
人によっては「相手にしたくない」と思うかもしれない。
俺の場合は
「え?社長ですか?」
「そうだ、今すぐ代われ!!」
「失礼ですがお客様、ここは社長に直通が無い部署となっております」
「はぁ~?じゃあ何処にかければ社長に
「さぁ、私には解り
「無いだと?ふざけるな!!」
「ふざけてませんよ。確実とは言えませんけど、私は聞いたことはないので知りませんし・・・」
「じゃあどうすればいいんだよ!!」
「宜しければですが、私の方で一旦お聞きすることで、今お困りの問題を解決できるご提案が出来るかもしれませんが・・・如何しますか?」
「・・・・・ああ・・・じゃあ聞いてくれ」
「社長じゃなくても良いかい!!(ビシッ)社長要らなくない?」と突っ込みたいが、まぁ俺で良いというのだから
普通に用件聞いてはいさようなら、またのご利用の際は冷静に考えて電話してね(๑´ڤ`๑)テヘ♡である。
「社長を出せ!!」と言う人間で本当に社長を必要としている人間は居ないと俺は思っている。
本当に必要ならば、会社の代表番号に電話を掛けて、用件を伝えてアポを取るのが常識だ。
社長の仕事は会社の経営であってお客様の相談窓口は別にあるのだ。
常識を知らない蛮族相手をしている程、世の社長様に暇な人は居ない。
「エースさん用件なんでした?」
「製品の不具合だって」
「それで如何されました?」
「ピックアップ(宅配業者に製品の引き取りを依頼)して代わりの製品を後日郵送でお届けの新品交換対応でご納得ですね~」
「社長がどうとか言ってませんでした?」
「『社長出せ!!』とか何か怒鳴ってたね~」
「え?よく納得させましたね」
「まぁね~よくある出来事だし」
今日の昼の日替わり弁当のおかずは何だろうか?と考えながら同僚とそんな話すのであった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(2023/10/6現在)ある有名事務所さんの会見でマスコミ対応の司会進行を担当していた会社さんがブラックリストなる資料作成をしていたことがバレてマスコミの方々カンカンとのニュース見ていてこの話思いつきました。
私から言わせると、マスコミの方々言ってることってまんまクレーマー理論なんですよね~
公の場で会社守る為行動すれば、問題の発言するであろう人の発言を制限掛けるのって
ガラス張りのナンチャラとか言ってる人もいましたが、生存掛ってるんですよ?
問題なのはブラックリストの存在がバレたこと。
これってクレーマーにお前クレーマーって言ってるのと同じなんですよね~
マスコミの方を
逆にブラックリスト
まぁそれは置いておきますが、それで以前、私はコールセンターで勤務したことあったんですけどそのニュース見てその時のこと思い出したんですよ。
そのころ同僚に私の対応が「コントですね」と言われてました。
実際書いた内容と同じこと言ってましたし・・・
他の作品も書いている為、この作品は更新遅いと思います。
しかし、もっと書いた方がいいと思う方多ければ書きたいと思ってますので、出来ればそこら辺の事をコメ頂けるとありがたいです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます