高野悦子さん「二十歳の原点」から見えてくる現代社会 V.2.1

@MasatoHiraguri

第1話 はじめに

「二十歳の原点」の著者である高野悦子さんと同じ「在来種・純粋日本人」と自覚する私は、彼女の心を深く味わい・彼女の存在感を実感することで自分自身の在来種・純粋日本人性をより強く自覚したいと思っています。 しっかりと自覚できれば、次の生につなげることができると信じているからです。


「雨は降れども身は濡れやすまい。様の情けを傘に着て 散りゆく花は根に還る。再び花が咲くじゃない。」

 → (俗っぽい)周囲の人たちとの軋轢に対しては、仮面をかぶらないありのままの心で「傘をさす」ことによって対応する。そうやって守り通した本来の自分・真実の自己であれば、魂の根源に還ることで再生できるだろう。

日露戦争の日本海海戦における作戦参謀、秋山真之の息子秋山大はこう言ったそうです。「過去と現在がひとつでなければ、歴史ではない」と。

50年前の高野悦子さんの戦い(の心)を、今を生きる私たち在来種・純粋日本人の心に刻んでおけば、過去と現在がつながり次の現世が見えてくるでしょう。


2023年10月6日

V.1.1

平栗雅人


この本は、あくまで自分自身の為に書いている(自分で書いて自分で読み直す、の繰り返しによって、思い出は本当に自分のものになる)のですが、「二十歳の原点」を読み心から感動できる在来種・純粋日本人であれば、なにがしかの参考になるでしょう。

そして、そういう人であれば誰でも、その人なりの「高野悦子さん論」「『二十歳の原点』追憶」のような本は書ける。書くことによって、過去と現在がつながり、次が見えてくるのです。

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