14.設定集(第17章時点)追加分


 ―― 前章から追加された箇所を含む項目を以下に記載します。 ――


●光竜騎士団の役職と会社の役職の対比イメージ


 光竜騎士団のトップはディンラント王国国王であり、その次が将軍で、そこからは師団長、旅団長、連隊長、大隊長、中隊長、小隊長、分隊長と続く。現代日本の一般的な会社では社長に当たるのが国王で、専務が将軍閣下、常務が師団長、本部長が旅団長、部長が連隊長、次長が大隊長、課長が中隊長、係長が小隊長、主任が分隊長というイメージになる。


●度量衡など


〇接頭辞


1,000,000 = ミーガ =地球のメガ

1,000 = キール = 地球のキロ

0.001 = ミール =地球のミリ


〇距離など


メートル = ミータ

センチ = サンチ


 なお、マホロバでは尺貫法が古くから用いられており、一寸は地球換算の三センチほどとなる。


●魔神について


 『魔神』はプロシリア共和国の、古エルフ族に伝わる祖霊信仰で登場する神である。各国の教会で認定された神ではない。精霊魔法の起源の一つが古エルフ族と考えられていて、彼らの祖霊信仰が精霊魔法の発展の歴史に関わる部分がある。ディンラント王国は『魔神』の信者を問題視している。『魔神』信者の古エルフ族が王政を嫌い共和制を望む部族であり、信者の価値観が『魔神』への信仰に影響されることを問題視している。さらに、『魔神』信者の一部が祖霊信仰を先鋭化させ、各国で禁術とされるような魂や死霊に関する魔法を扱っているのを問題としている。特に禁術については呪いに近い魔法を行使したり、供物をささげる祈祷を行ったりする者が、未だに共和国に居る点が危惧されている。ここでいう供物とは家畜であるとか人間の命で、酷いものになると生きながら解体する儀式もあるようだ。


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