修学旅行

@rpcrtremote

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不登校がなぜ修学旅行の時だけ顔を出すかわかる?わからないだろうね。いろいろな理由があるし。

別に自分も学校が嫌で不登校になったわけじゃない、自分自身が嫌になって自分の部屋から動けないんだ。

体の調子もそうだし、自分の心の問題もそう。

起立性調節障害ってやつ。

いつも頭痛と立ち眩みがひどくって朝起きた時から夜の5時ぐらいまではずっと家、しかも自分の部屋を出られないんだ。


さてそんな自分が修学旅行に行く理由はいくつかある。

そんな中で一番の理由はやっぱり「学校に行って、普通の人と同じように生活してみたい」ってことかな。

そのほかにも、修学旅行なら自分のペースで動けるし朝早くなくても済むからいけるかも?とかみんなに会って話がしたいとかいろいろあるけどたぶん聞いてくれないだろうね。

たいていの人は「不登校のやつ、修学旅行や文化祭って楽しい行事しか参加しないで普通の授業は受けないのかよ」と思っているだろうしね。


そんなわけで、僕の修学旅行体験記をみんなに公表してみたいって思ったからここに書くよ。

(作者注:前文を一部変更しました。)


まず初めに、学校に着くよね。そしたら、バスには乗らないで学校の先生の車に乗る。

これはうるさいのが嫌い、こんなことになる僕を見られたくない、というのもあるけど何より一番なのは「体調が悪くなった(いつも体調が悪いけど)時の対応をスムーズにするため」かな。

あ、ちなみに先生の旅費は自分のポケットマネーから出てるらしいよ。

今回のやつは5万5000円だって。



話が飛んで夕方、ホテルに着いた時には自動的に先生の部屋で寝ることに決まる。

なぜかというといつも来てない人が急に来て「一緒寝よ」なんてしたらたまったもんじゃないからね。

迷惑がこっちにもあっちにもかかってしまう。

先生は観光先で木刀を買う頭のおかしい人についてのお叱りと明日の行動についてのメモのために2:30まで起きてた。

なんか3時間寝れればいいほうだって。

場合によっては睡眠時間が0分の時もあるらしい。


この日起こったことは

・バスの中で酔って吐いた人がいる

・遊園地のお土産屋で木刀(なんでこんなものがあるの?)を買って振り回してた人がいた

・時間がいつも15分押していた

・夜中に夜尿で起こさなければいけない人がいる(これは本当。先生の負担になっているという言い方はおかしい。その人その人の特性があるから。これをいじる奴は本当に許せない。)


ぐらいかな。

みたいな感じで一日目は終わったよ。



次の日、朝起きたら先生がまだ寝てた。

旅館の人がわざわざ放送で6時半になりましたと放送してくれたらしい。

僕は7:50に起きた。

8:30に出発だからみんなはちょうど朝ご飯を食べてる途中だった。

先生は集まって会議中。

僕は少し離れたところで朝ご飯を食べてから遅れて活動場所に行ったよ。(作者注:固有名詞を消しました。)


二日目は特に何もなかったみたい。

そのまま昼過ぎから学校に戻るだけだしね。


っていうのが不登校の修学旅行。

見ても何にも面白くないよね。

修学旅行は何かと頭のねじが外れている人がいるからあまりみんなに関わらないほうがいいかも、でもこんな時こそ関わった方がいいかもとかいろんな意見がネットにはあふれてるけど、僕はマイペースでいいと思うな。


終わり。

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