ダンジョンで魔物の少女を助けて攻略の糸口見つけたらなんか話題になってソロなのに仲間申請する奴増えてしまった。

第7話 戦闘

(バーンジャラジャラ)

クリスマスが砕け、散乱する音が絶え間なく続いている。

『わ！』

アキが見えた。

アキは身体強化の遺物をオンオフを繰り返して使用制限時間を有効活用して魔物を引きつけている。

『ホワイト。刀出してくれ』

ホワイトに刀を出すように言う。

『んーー(シュー)、はい』

ホワイトは刀を出して渡してくる。

『行くか、、、』

僕は一歩踏み出した。

『アキ！僕もやる』

『先輩！うわ！』(ドーン)

アキは僕を見て驚いても魔物の攻撃をうまく避けている。

『僕が足を切る！守ってくれ！』

『わかった！先輩！前！』

(シューー)

僕の目の前に魔物の尻尾が来た！

『うわ！』

咄嗟にスライディングして避けた。

(ジャーン、バラバラ)

すぐ後ろのクリスタルに尻尾が当たって砕けた。一撃でも当たったら即死だ。

魔物の足元まで来た。

刀を振りかぶる。

『先輩！』

気づいた時にはアキが魔物の前足からの攻撃を抑えていた。

『ダメ！』

かと思ったらアキは抑えきれずに僕と一緒にクリスタルの方まで飛ばされた。

アキが僕の代わりにクリスタルか庇う形で飛ばされたお陰で死にはしてない。

けど、衝撃で肋骨らへんが痛い。

『う、先輩その刀で足を切り落として』

アキも流石に衝撃がきたらしい。

マズイ、早くしないと次のがくる。

魔物はこっちに向かって近づいてくる。食べる気だ。

(トン！)

『とりゃーアキさん達にいい思いはさせないぜー』

数人の探検家達がクリスタルの上から魔物に襲いかかった。

(ばし！)

探検家たちが魔物の背中に乗った。

(カーン！)

1人が自動ハンマーで魔物の背中に攻撃する

『ダメだ』

どうやら全く効果がないらしい。

その後も続々と後方で待機していた探検家達やさっきまでいた人たちも襲いかかる。

(バシュ！)

『うぎゃー！』

『痛ー！』

それでも魔物に歯が立たない。

『先輩。先輩の刀なら……』

アキは苦しそうに言ってくる。途中で力尽きて気絶してしまった。

『僕はできる』

再び立ち上がって待てる力全てで魔物の方は一直線に走った！

みんなのお陰で僕が近づいているのに気付いてない。

そのまま刀を魔物の後ろ足に勢いよく当てた。

(スパ！)

魔物の後ろ足は綺麗にとれた。