トリスの深夜の大狂宴

羽弦トリス

第1話豚、走る

いつも仕事は、15時で終わるので15時07分の電車に乗る。すると、乗り換え駅に15時30分に着くので、15時33分の電車に乗れば余裕が出来て早く帰宅出来る。


しかし、僕は過敏性腸症候群。

お腹が痛くなり、乗り換え駅のトイレに入る事が多く、その時間帯を乗り遅れたら、高校生の帰宅ラッシュと重なり、椅子に座れない。

だから、多少のお腹の痛みは10分我慢出来れば自宅最寄り駅のトイレか、スーパーのトイレに入れば良い。


今日は激しい下痢に悩まされた。

エスカレーターに乗って、後ろに誰もいない事を確認してから、思いっ切り放屁した。


ブッ!ブリッ!


……後ろに気配を感じる。

振り向き具合いが悪くて、真後ろに女子高生がエスカレーターに立っていた。

しまった!

と、思ったが覆水盆に返らず。

取り返しの付かない、失態を犯した。僕は走る。


僕は足早に、エレベーターを使い、乗り換えて帰宅した。


時として、放屁は凶器になる。

これからは、完全に振り向いてから、放屁する。

酔っ払って、新作を書いたと思えば、屁の話し。

このオッサン、終わってるね。

でも、皆さんも同じこと経験されませんでしたか?

第1話目が、屁の文章になったが、今、気持ち良く酔っ払ってるんで、すいません。

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