其ノ拾 時人(下)

 皮肉にも火恋し、新月の夜。吉野の部屋はほむらに包まれた。幸いすぐに火事に気付いて、城の焼失は最小限に抑えられる。

 噂が広まるのはあっという間で、ここ最近遊郭城で起きた小火ぼやは全て吉野の仕業、それを苦にして自殺したと皆事情を呑み込んだようだった。

 

 鈴ノ屋では若梅わかうめ高尾たかおと名を改めて花魁の座に着く。吉野の件で一時いちじ活気を失った廓街も喉元過ぎれば熱さを忘れ、百墨ももずみ花魁の獅子奮迅ししふんじんな振る舞いもあり、遊郭城は花めく勢いのまま正月を超えた。

 

 禿かむろが手毬唄で寒さを凌ぎ、梅が春雨に打たれて散る季節を過ぎて——暦はいよいよ、4月8日。

 夕霧からの手紙には、明日4月9日に吉原中が燃える大火事が起きると書かれていた。その火事に乗じて俊介と夕霧が未来に刻を飛ばなければ、この時代へとやって来た俊介と夕霧は時空というものに淘汰され存在が消えてしまう、らしい。

 思考を巡らせることに疲れた俺は、薄雲の部屋の小窓から大門を見下ろしながらふと訊いた。

 

「そういえば。初めて薄雲にあった日、なんか歌ってなかったか? こと、こと、みたいな」

「ああ。あれは童歌わらべうたでありんす。夕霧さんは禿かむろの面倒見がよく、遊郭城に来てからというもの度々歌を聴かせていて。ことろことろでは列になって、親が鬼から子を取られないようにして遊ぶのです。誰も気に留めない禿の誕生日ですら、夕霧さんはそうして遊んでお祝いしてやした」

「あ、そうだ。薄雲の誕生日っていつなんだよ」

「それが、わっちは自分の誕生日を覚えてはござりんせん。だからわっちは、他の禿と一緒に混ぜてもらってやした」

「……そっか」

 

 俺は考える。薄雲が自分の誕生日を知らないことと、未来で俺の彼女が突然消えたこととは、きっとなにか繋がりがあるはずだと。

 

「でも。時さんのお誕生日は、盛大にお祝いしなければなりんせんね」

「それならさ、薄雲。お前の誕生日も俺と同じ、4月9日ってことにしないか」

 

 俺が小窓から薄雲に視線を移せば、すぐに目が合う。

 

「ダメかな」

「とんでもない。嬉しゅうござりんす。でも時さんの本当の誕生日は明日ではなく、たぶん今日」

「え」

「先ほど夕霧さんが出産されたと。稚児ややは男子。紛れもなく、時さんでありんす」

 

 俺は思わず立ち上がった。

 

「時さん、会いに行ってきなんし。夕霧さんはあなたの母親。生まれた稚児に会うことはできずとも、母に会うくらいは神も許してくれんす」

「でも」

「わっちはいつでも、この部屋で時さんを待ってやす。どんな顔した時さんも、大歓迎じゃ」

 

 薄雲は桜が咲いたような笑顔を見せる。俺は思わず薄雲を抱きしめた後、その頬にそっと口付けをして。

 

「行ってくる」

 

 夕霧の部屋へと走った。

 

 

 

 

 

 

 

 この時代に来てから、まだ一度も夕霧に会ったことはなかった。あの手紙を受け取ってからは尚更会いにいく気が起きなかった。

 どんな顔で、第一声はどんな言葉で。何を話せば良いんだろう。そんなことを考えながら廊下を歩いていると、何やら足元に影が。

 

「お前……」

 

 拾いあげようと手を伸ばした、その時。夕霧の部屋の前まであと数十メートルのところで、男女の話し声が耳に届いた。声は、曲がり角の先から聞こえてくる。

 

「何をしておる耕太郎こうたろう! 刻飛鈴こくひりんだけは絶対に肌身離さず持っていろと、あれほど!」

「すみません! 言われた通り、紐に鈴を通して首から下げていたのですが、いつの間にか」

「言い訳はよい。今は一刻も早く刻飛鈴を見つけ出せ。あの鈴が夕霧の手に渡り、稚児ややと共に再び未来に飛ばれることは何としても阻止しなければなりんせん。未来に低用量経口避妊薬なるものがあると夕霧に仄めかし、好きな男との間に子を産ませてやったのは何のためだと思っている! 全ては刻飛に必要な痣を持つ人間、あの稚児ややを手に入れるためじゃ!」

 

 俺はすり足で曲がり角まで行くと、そっと顔を覗かせた。怒りのオーラを漂わせる百墨の背中の向こうで、猪崎は真っ青な顔をして額に汗をにじませている。

 

「我らの目的を成すためには、未来と過去を自由に行き来するための刻飛こくひ神楽かぐらのふたつの鈴と、痣のある人間が必要じゃ。だが以前に刻を飛んだはずの稚児はあの未来・・・・には存在しない上、刻飛村こくひむらはとうの昔に滅びてしまった。つまりこの世に存在する痣持ちの民はもう、夕霧と今この時代に産まれた稚児のたったふたりのみ。更に神楽鈴かぐらすずは代々、痣を持つ人間のつがいに帰属する慣わし。この意味がわかるか? 何度手に入れようと、神楽は我らの手を必ず離れてしまうということ。だからわざわざ、俊介を刻飛楼こくひろう妓夫ぎゅうとして城に迎え入れたのではないか」

「お、おっしゃる通りです。あとは明日の吉原大火に紛れて、邪魔な夕霧さえ始末すれば」

 

 

 

 俺は顔を引っ込めて瞬きを繰り返す。

 繋がった。なにもかも。

 

 あの日あの小屋で、夕霧が自分を助けろと言った意味はこれなんだ。全てを元に戻すには——

 

 俺は見つけたものをそっと拾い上げると、音をたてないよう慎重に懐に入れた。

 

 

 

 

「なにをしている」

 

 

 

 

 伏せた瞼を上げた時には、百墨の鼻先と俺の鼻先は触れる寸前。咄嗟に距離を取った背後にも、猪崎耕太郎が立ち塞がる。

 

「今なにを隠した」

「別に、なにも」

「盗み聞きとは行儀が悪い」

「お前らの話も決して行儀がよさそうには聞こえなかったけどな」

 

 胸元を手で覆いながら俺が睨みつければ、百墨はおもむろに頭に刺さった櫛を抜いた。1本、また1本と抜くたび、櫛を床へと落していく。

 

「……なるほど。その顔は何もかもお見通しか。あちきの正体、誰から聞いたのかのう」

 

 百墨の結い纏められた髪が重力に逆らい浮遊する。眼球は穴の開いたように真っ黒に潰れていて、顳顬こめかみあたりまで裂けた口からはけがれた牙がちらりと見えた。

 俺は正直、目の当たりにするまでは俄かには信じられなかった。この世に妖怪なんてものがいるなんて。

 

「その姿を見せたということは、俺を殺す気なんだな」

「ふっ、勘がよいこと。どこの馬の骨とも知らぬが、薄雲うすぐもを手懐けて鈴ノ屋を我がもののように扱う素振り、そろそろ目障りだったのじゃ。商品としての価値が無くなった故に放って置けば薄雲のやつ、変な虫に喰われおって」

「商品?」

 

 眉間に皺を寄せた俺をみて、百墨は満足げに笑う。

 

「なんだ、怒ったか? 薄雲は未来でたまたま見つけた幼子だったが、その器量は一目ひとめ上物じょうものだと分かった。連れ帰ってみれば琴に三味線、茶や和歌まで嗜む立派な遊女に。あちきの見立ては間違い無かった。それなのに」


 百墨が一瞥すれば、猪崎は首を引っ込めて萎縮した。

 

「耕太郎が吉野の馬鹿にガソリンを渡したばっかりに、あの強欲は自分の気に入らぬ遊女の部屋に次々と火をつけ出した。元々はあちきの存在に勘づいた河岸見世かしみせ切見世きりみせの年増遊女を処理するために使わせるつもりだったはずが、気づけば薄雲までのう……ありゃ勿体無かった」

 

 百墨の大袈裟に悲しむパフォーマンスが、俺の感情を逆撫でる。

 未来で彼女が消えたのは過去が変わったから。百墨が幼い彼女を攫ったことで、未来に存在するはずの彼女はその人生を無かったことにされてしまったんだ。

 

 ——でも。なぜ俺だけが、彼女の存在を覚えていたのだろうか。

 

「はあ。そろそろ無駄話も飽きんした。時人よ、その懐にしまった刻飛鈴こくひりんをこちらへ。さすれば命だけは助けてあげやす」

 

 黙ったまま背中を丸め、上目使いで百墨を睨みつければ。百墨は何故か揺らぐ髪を落ち着かせて襟元を正す。

 それから小指の先をゆっくり舐めとると、眉毛の端をその小指でさっと撫でた。

 

「時人……よう見れば確かに、色男じゃ。どうだ、ここはひとつお前もこちら側に来るというのは。さすれば耕太郎同様、お前にも甘い夢を見せてやれる」

「うっせえな、ブス」

 

 もう、止まれない。

 

「鈴なんて知らねえよ。俺はこいつ・・・を拾っただけだ」

 

 しゃがんだ拍子に胸元から飛び出したのは、黄色い瞳の小さな黒猫。まだ子猫であろうその黒猫は、たった今眠りから覚めた興奮状態のせいか百墨に向かって駆け出した。

 追い払おうと猪崎が百墨の前に出れば、猫は飛び跳ねたその瞬間に煙と化して消滅する。

 

「なっ! お、おい待て! 」

 

 猪崎の声を背にして、俺は全力で走り出していた。上級遊女の個室が並ぶ4階から3階へと吹き抜けの螺旋階段を降り、客間の廊下を突っ切って廊下に出る。この渡り廊下は、遊郭城内で鈴ノ屋と刻飛楼をつなぐ唯一の橋だった。

 

俊介しゅんすけ! いるなら返事をしろ!」

 

 そう叫びながら、俺は刻飛楼の座敷の襖を開けていく。酒食を楽しむ部屋、床入りを成す部屋。俺の暴挙で、歓喜の声を悲鳴に変化させていく客と遊女を通り過ぎ、俺はとうとう目当ての男を見つけた。

 

「時人! お前一体なにやって……」

「すぐに夕霧の元に行け。お前は今から明日が終わるまで、夕霧の側から片時も離れるな」

「なんなんだ急に」

 

 俺は俊介の肩を掴む。

 

「いいかよく聞け。夕霧が子供を産んだ、お前が父親だ。だけどこのまま何もしなければ、夕霧と生まれた子供は火事で燃え死ぬのを回避するために時を飛んで、この時代から消え去る。だから俊介、お前も夕霧たちと一緒に時を飛ぶんだ」

「……は? 時を飛ぶ? ちょっと待ってくれよ」

「飛んだ未来では吾作を探せ。そうだ、スタンドの店長でもいい。お前は未来に馴染む努力をして、ああもう! 髪は金にでもなんでも染めちまえ! とにかくお前はこの時代には二度と戻って——」

 

 刹那。各種各様、多方向から遊郭城に悲鳴が飛び交った。

 

「ば、化け物!」


 その声に俺と俊介が反応して振り向けば、腰を抜かしてへたり込む男。その奥、ついさっき通って来た渡り廊下には、変貌した百墨が立っていた。

 所々破れて欠けた着物から露出する肌は青白く、裂けた口と白銀の髪は相変わらず。しかし、男が百墨を化け物だと認識した決定的な変化は、その尻から伸びる9つの尾だった。尾はそれぞれに焔を纏い、城のあちこちに引火を続ける。

 

「こりゃ一体……」

 

 城は混乱に陥った。客間からは他を押し退けて我よ先にと人が飛び出し、膳や楽器はひっくり返って散乱する。

 すれ違う人々の波の中、俊介は百墨の姿に釘付けだ。

 

「……ありゃ本当に百墨花魁なのか」

「俊介。夕霧の元に急げ」

「で、でも」

「早く行け! 夕霧と子供はお前にしか救えない!」

「ああくそっ! 分かったよ!」

 

 頭を掻きむしった俊介が覚悟を決めて走り去ると、百墨が俊介の後を追いかけようと一歩踏み出す。その進行方向を塞ぐように、俺は百墨の前に立ちはだかった。

 

「退け、愚鈍が」

「嫌だよ」

「殺す!」

「いいのか、俺を殺しても」

 

 俺は着物胸元を引っ張る。そこに現れた鈴蘭すずらんの痣をみて、百墨は目玉をひん剥いた。

 

「……何者だ、貴様」

「お前が手に入れたがっている男だよ。まあ、あっちはさっき生まれたばっかだけどな」

「?! まさか、お前!」

「分かっただろう。俺さえ居れば夕霧や生まれたばかりの子供はもう必要ない。鈴ならくれてやるよ。だから、そのケツから生えてる大層なもんしまってくんねえかな」

「生意気な。お前のような扱いづらいくそ餓鬼と、これから従順に手懐けることのできるくそ餓鬼・・・・とでは雲泥の差だ。それに、俊介が居れば神楽はいつでも」

「それがそうもいかないんだよ」

「あ?」

「確か、神楽鈴は痣を持つ人間のつがいに帰属するんだったよな? 番になる条件は子を持つこと。つまりこれから先、神楽鈴かぐらすずは俊介ではなく薄雲に帰属するんだ」

「なんの話だそれは」

「鈍いな。薄雲の腹の中には俺の子がいるんだよ」

 

 百墨の顔面に血管がうごめく。眉間に皺を寄せふるふる震えながら、百墨は一瞬で俺の前まで移動すると胸ぐらを掴んできた。

 

「そんなことをしても歴史は変わらんぞ。この吉原はほど無くして大火に包まれる。……そうじゃ。生まれた稚児さえこの時代に留めて置けたら、あちきが手を下さずともお前は瞬く間に消えてなくなる。未来に飛んだ事実が丸ごと消滅するのだからな」

「やってみろよ。お前が刻飛を阻止する度、俺は神楽で過去に帰る。何度だって」

「馬鹿め! そんなことをすれば、同時に複数人のお前が同じ時代に存在することになる! 鉢合わせて己が消滅する危険も都度増していくのだぞ!」

「そうだな。鉢合わせたら消える、そういうルールだった。なあ、百墨花魁?」

 

 

 

「「え——」」

 

 

 

 対面するは、化け物と半裸の花魁。

 互いにぽかんと口を開け、目の前の合わせ鏡に違和感を覚えるも脳が状況を処理しきれずに停止している、俺にはそんなふうに見えた。

 

「あちき……あちきがっ……!!」

「こいつは数ヶ月前、道中を終えた直後のお前だよ。猪崎の首から刻飛鈴を盗むために、くるわの外に出たとある遊女に頼んで過去に飛んでもらったんだ。猪崎と一緒に眠りについていたところを連れて来させた」

「とある、遊女だと?」

「吉野だよ」

「なっ!」

「吉野は死んじゃいない。浜路に火をつけさせたあと、すぐに俺が部屋から連れ出してそのまま廓を出たんだ。過去に時を飛ぶことは、ある条件を提示したら快く引き受けてくれた」

「条件?」

真夫まぶやすって男が、自分と同じ歳頃の過去まで飛ばして欲しい。そうすれば必ず吉野は保を落とし、廓に通わせる未来を消滅させてみせる、そう言ったんだ」

 

 吉野は上手くやってのけた。何故ならこの廓に保という男がいたことは、俺以外の誰の記憶にも残っていなかったから。

 

「大きな歴史は変えられない。吉原大火は起きなければならなかった。だが廓がまるまる焼け落ちるほどの放火なんてどうして起きる? 答えはお前だ百墨。過去も今も、お前は阿保みたいにその馬鹿でかい尻尾をぶん回した。だから言ったろ? しまっとけ・・・・・って」

「あぁ……嗚呼!」

 

 百墨の身体が煙をあげて消滅を始める。その煙はまるで、水面に墨を落としたように静かに揺らめいていた。

 

「全てを元に戻してやるよ。だから安心して消えてくれ、百墨」

「何故……何故お前はこんな道を選ぶ! その痣と鈴があればいくらでも! いくらでも!!」

「自由ってのはな、ルールがなきゃ愚行と同じなんだ。それに」

 

 俺は精一杯の笑顔を百墨に向けた。

 

「自分だけが未来を知るなんて、つまんねえだろ」

「……くそぉおおおおおお!」

 

 

 

 ふたりの百墨は、成す術もなく暴れ回って命の最期を終えた。本当の歴史とは1日ずれてしまったけど、きっと夕霧と俊介は生まれたばかりの俺と共に未来に飛べたんだろうと思う。

 俺は自分の手のひらを見つめた。爪先から鮮明さを失うと共に、指は形を歪めそして、

 ——煙を、あげ始める。

 

 焼け落ちる寸前の遊郭城。その廊下を、俺は必死に走った。


 ああ……これはあの時と同じだ。銀行からおろしたばかりの現金を抱えて、土砂降りの雨に打たれながら走って帰った、あの日と。

 

 辿り着いた部屋はかろうじて、まだ燃えてはいなかった。俺はほっとすると同時、ぼうっとした頭で部屋の襖を開ける。

 

「時さん!」

 

 愛しい彼女の声に、俺は迷わず腕を引いてその身を抱きしめた。

 

「ごめん薄雲。俺、一緒に死んでやるって約束も、ずっと一緒にいるって約束も、守れそうにない」

「はい」

「辛い思いをさせてごめん。こんな火の中で待たせてごめん。薄雲とお腹の子のそばにいられないこと、許して欲しい」

 

 言えば、薄雲は少し身体を離して俺の頬を両手で包んだ。瞳を潤ませ、涙の膜が滴にならないよう必死に我慢する薄雲の額に、和紙はない。

 

「時さん。謝りすぎでありんす。わっちは時さんと出会えて幸せでありんした。たとえあなたが先に消えて、わっちの記憶から何もかも消えてしまったとしても、この子がいる。わっちはこのお腹の子と、ここにある神楽の鈴で、誰も我らのことを知らない過去を生きていきやす。生きてみせます」

 

 目の前の薄雲が、霞んでいく。

 

「さようなら時さん。きっと、何処かで」


 

 

 しゃらり。

 その鈴は、時を飛ぶ絡繰からくりりの音。

 しゃらり。

 その鈴は、運命の恋を手繰る翼。

 

 

「こーとろ ことろ 

 どの子を ことろ

 あの子を ことろ

 とるなら とってみろ

 こーとろ ことろ——」


 

 左胸の鈴蘭が、消えた。

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