【2023秋】俳句•短歌の倉庫

あろえあろ

雨音がいたいいたいとないているぼくはここから帰りたくない

9月の上旬、3.4年ぶりとなる舞台に出演した。

きまって駅から遠くにある小劇場が愛しい。

本当は、学生の頃から演劇をやってみたかった。

もう二度と、舞台に立つことはないかもしれないと感じていた。


その日は雨だった。

駅までの道が遠い。

早く家に帰りたいのに、ずっとここに居続けたい。なんだか、そう思った。

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