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    ご考察、興味深く拝見いたしました。
    私は10歳位の頃に実家の本棚にあった谷崎潤一郎訳の「源氏物語」にハマり、その後、「痴人の愛」等彼の作品を読むようになりました。

    源氏物語は色々な作家の現代語訳がありますが、谷崎が一番耽美で抒情的で好きです。
    この2つの作品は、少女を自分の好みに育てるという点が似ていますが、ナオミは思惑を外れ小悪魔的な女性になるのですよね。

    フランス文学に出てくるようなファムファタールを、日本近代文学で描くのは時代背景的に難しかったと思いますが、彼は魅力的に描いたと思います。

    長々と失礼いたしましたm(_ _)m

    作者からの返信

    コメントありがとうございました😊
    「源氏物語」は、未読ですが、どうせなら?谷崎訳で読んでみたいです。「いずれのおんときにか、女御更衣あまたさぶらいける中にひときわときめきたるあり…」でしたね?笑
    ボクも放蕩生活?していたことがあって、その頃に「痴人の愛」を読むとすごくよく分かる感じがして、面白かったです。
    「細雪」も好きです。主人公の雪子のモデルが、松子夫人なんですよね。
    ああいう、なんか幽玄というか神秘な色香のある女性に惹かれるところが女性美のプロ?だなぁとか思います(*^^*)