君と僕

窓の外に猫がいる


こちらを じろり と睨んでいる


その警戒心が、どうにも愛おしくて


窓に手をかけた 瞬間


猫は走り去ってしまった


僕と君は、この瞬間だけだけど


お互いに認識してしまった


二度と会うことはないけれど


どうか元気で、長生きしてくれ


天国で会う時まで


永遠に、さようなら

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