> 三度目の正直(?)で鈴木晃司と婚約せずにシオンと結婚できた。
ここまで読んで本作の完結を初めて受け入れる事が出来た。
それでも本作を成立させるのに必要な仕掛けだった時間巻き戻し現象について何の解説もないままだった点は、とても残念だ。
この時間巻き戻し現象を実現させるための最重要人物として、当初は桃子の兄とシオンの動向に注目していたのだが… できれば今後そのあたりに決着を付けるための番外編も、1話でいいから是非とも書いてくれれば有り難い。
三度目辺りから気になってるのだけどこの「巻き戻り」は「なぜ」起きているのか?
何れにしても結果的には鈴木家は没落しているし誰がどう動いたところで鈴木家による「被害」は食い止められていない。(既に発生している)
それに前回の記憶を持ったまま生きるのは精神的には相当な負担になるのでは無いだろうか?(二回分の記憶を持つ人物もいるのはものすごく負荷がかかると思う)
現実には存在しない記憶を幼少期から持ちしかも家族の思考を誘導するような行動を精神崩壊せずに成し遂げるなんて「超人」のような人物が何人もいる世界線…
頭悪い自分には理解が追いつかない…
何回目、とか混乱しながら読んでいます。
人物紹介に出てきた「田上弁護士」は
『晃司に少し似ている法律事務所の弁護士』で『異母兄弟』ならば
「とある弁護士」は彼の『祖母の兄』じゃなくて『母の兄(伯父)』だと思ったのですが 読み落としでしょうか?