応援コメント

2023/10/26~2023/12/15」への応援コメント


  • 編集済

    はじめまして。
    繋がりさまから辿って伺いました。
    昨日から今朝にかけて無言で拝読し、たいへん失礼いたしました。

    拝読した範囲での感想をあげさせていただきます。
    感想というより、意見を求めておられる、ということでしたので、素直に感じたことを書かせていただきたく。
    ご不快、お邪魔等のことがあれば、どうか、容赦無く削除の処置をお願いいたします。

    御作、設定がとても丁寧に作り込まれており、またその説明が物語的雰囲気をまとってたいへん説得力をもってなされており、いわば世界の説明そのものを見せることを意図されたおはなしなのではないか、と、まず感じました。

    登場人物もみな、非常に分かりやすい特徴、そして格好よさと愛らしさを備えており、またそれを特徴のあることばを選んで描き分けておられるなあと感服いたしました。

    戦闘シーンも、単に蹴った、殴った、としてもよいところを、武器なり身体の各部分の動きを意識した描写により、流れるように理解できるのも素晴らしい点とお見受けいたしました(わたし自身が戦闘シーンは動きを途切れさせないように意識しており、同じように考える方がおられるなあと、嬉しくなったのです)。

    一方で、独自の世界観に基づく単語が頻出し、かつ上記のような濃密な説明と描写であるために、読者は情景を目に浮かべる前に、現在の客観的状況を理解することに気を取られ、なんとか振り落とされないようにストーリーについてゆく、というかたちになるのかなと感じました。
    もっともこれは、いわば「設定につぐ設定の提示こそが本作の魅力」ということかもしれず、そうであればこの指摘はまったく失当です。また、そもそも脳パワーが足りないわたしにしか妥当しないかもしれません。どうか、ご容赦くださいませ。

    また、上記にも関連しますが、登場人物の感情が前触れなく、どん、どん、と飛ぶことがあるように感じました。例えば、親しい人の姿が見えなくなり、動揺して探していたところ、世界からの出口を発見し、急にそのことについて哲学的な思考を始める、など。通常の感覚であれば、姿が見えなくなった人のことでいっぱいになり、出口? まあいいか、おーい、と、探し続けるのではと感じたのです。
    もっともこれも、登場人物の能力(高い感応)ゆえのことで、そのことを意識した描写かも知れず、もしそうであればほんとうにすみません。

    ……書いているうちに、本当に失礼だな、とおもいはじめてしまいました。でもどうしてもお伝えしたく、書かせていただきます。冒頭で申し上げたように、削除なり、いかようにも措置いただけましたら幸いです。

    今後とも応援させていただきます。

    作者からの返信

    ひええ、これはありがとうございます!
    めくって下さっただけでなく、ご意見まで寄せて下さり、痛み入ります……!

    失礼だなんて、とんでもないです! ふつうのやり取りでは書きづらいはずのところまで言葉にして下さったこと、その負担をおして投稿して下さったことを思うにつけても、頭がひたすら下がる思いでおります。

    間があくかとは存じますが、内容につきまして、これより改めて見直しまして、こちらの返信を編集する形で記したく存じます。明日には仕上がっているかと思われます。
    まずは何はなくとも感謝の意をお伝えしたく……本当に、ありがとうございます!

    (以下追記によるお返事となります!)

    まずは改めてお礼申し上げます。美点、そして気にかかった点、どちらも触れて頂けたことで参考になるところ、多々ございました。
    現状のまずい部分、およそ文章と設定が読むに際して押しつけてしまう負荷の高さにあると認識いたしました。
    この点、期せずして他の方々から頂いた意見と響き合うところがございました。
    現在、「文章の肥満と読む際の負荷想定の不足が生んだ弱点」という形でひとまず受け止めております。この点をどうにかしてみることで、壱単位さまがお伝え下さった難点、軽減をはかってみたく存じます。

    とてもためになるご意見、ご指摘、ありがとうございました。
    お返ししたい気持ちあれど、ひとまずお礼のみになってしまうこと、お許し下さい……!

    編集済