姉妹の秘密ー8
果穂ちゃんと泣きながら話をすること1時間あまり。
その間、ボスと浩輔くんはケイトの面倒を見ながら、私たちが部屋から出てくるのを、ただ待っていてくれた。
少し落ち着いて、二人で部屋を出ると、果穂ちゃんが、
「彼氏の
と紹介してくれた。
食欲はないが、軽く食事をとり、私達は近くのホテルに急遽泊まることにした。
ボスが、家に帰るのが嫌なら一緒にホテルにと、果穂ちゃんを誘ってくれたが、
「私、彼に話さないといけない事があるので、ここに泊まります」
と言った。
家族のことは、ほとんど話したことはないのだそうだ。
この事件をきっかけに、果穂ちゃんと私は腹を割って話ができるようになった。
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