長谷浦由良の独白

みずなみ間鯉

第1話 

あーーーーーーーー。

長谷浦 由良はせうら ゆらは思う。

なんでこの世にはテストがあるのだろうか。と

テストなんてめんどくさいの権化ではないか。

しかも長谷浦が通う学校は県でもそこそこの進学校だ。

当然、テストもそれ相応のモノとなる。

しかも今月末には模試ときた。

ちなみに前回の模試の結果は親に見せていない。確信犯だ。

長谷浦は将来なりたいものがなんとなくある。

司書である。本当は美大に言ってデザインを学んでみたいという気持ちもあるが両親はそれを良しとしないだろう。

にしてもテストだ。テスト。

今回、もう一回数Aで赤点でも取ろうもんならお小遣いゼロは待ったなしだろう。

来月には買いたい本も山ほどあるのだ。

とりあえず、家に帰って勉強しよう。


気づいたらゲームをし。寝ていた。テストまであと一週間である。どうやって赤点を回避するか長谷浦は頭を抱えた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る