2023年4月26日~6月2日 児童短編小説2本応募

2023年4月26日 雑記

 「優子」の改稿が行き詰ったので、「ひみつのM&M」を書き始めた。駿河パパとママがもしも28年後に生まれていたら…そして中学で出会っていたら…というパラレルワールドストーリー。あっちを読んで、万が一こっちに来る人がいかんので一言。「ひみつのM&M」は「優子」の小説の30年前の話ではありません。


2023年5月6日 雑記

 「ひみつのM&M」で、転生駿河ママの名前を変えてきた。彼女の名前は一番最初に書いた時が八千代満子だった。でもある時、満子ってへんな読みになるなあと思って、美津子に変えた(全国の満子さんごめん)。で、今回、誕生日を28年後に設定したら、八千代美津子という名が現代にそぐわなくて、「なんでそんなに古臭い名前なんだ」「父が好きな女優の名前らしい」とか会話させようと思ったけど、念頭にあったのが倍賞美津子(アントニオ猪木の元妻、現在76歳)で、設定年齢31歳の和志が倍賞美津子のファンって変じゃないかと思ってそのくだりはやめた。ので、矢代美湖に変更。最初に彼女を書いた時、名前を何度も変えて長いおつきあいになるとは思わなかったなあ。

 そもそも最初の話を書いた時、もうヤクザの話はやめよう!私には悪を書くのは無理!と決心したものだった。なんでまだ書いているのか。自分に問いかけねばなるまい。


2023年5月8日 雑記

 「ひみつのM&M」が終わって、「アクセス気になる病」に罹患中である。アクセスが欲しいなら、いろいろな方法があるらしい。でも後悔するし、この先の小説書きに悪影響を及ぼすだろう。アクセスがなくても、もくもくと小説を書き、振り返り、改善し、修行するのが現在の課題である。


2023年5月12日 雑記

 「ひみつのM&M」の推敲が進んでいる。時間を置くとアラが見えてくる。書いている時は、他に書きようがなくて妥協して進めた部分が読んだときひっかかる。このひっかかりが大事で、そこを書き直すと急にふーっとひっかからずに読み進められるようになる。今はまだキャラが立ってないなという気がしている。少し離れると、ミコとミノルが恋しくなって、またからみたくなって、すると、もう少し臨場感があって入り込める文章が書けるんじゃないか、、、、と期待している。

 「守って」も推敲したいのだけど、今やると、ミコとミノルの娘の話ってかんじになりそうだからやめておく。


2023年5月19日 雑記

 「ひみつのM&M」の推敲はあらかた終わったが、読み返すたびに小さなアラは見つかって、ちびちび直している。漢字が気になっている。パソコンで書くと漢字にしなくてもいいところまで漢字にしているようで。漢字は読みやすくするためのツールだから、漢字が多すぎて読みにくかったら本末転倒である。…という目でもう一度推敲かな。にしても韓国人ってよくハングルだけで小説とか書けるな。30年前に韓国に行った時には普通に漢字があったのに、突然無くしたらしい。すごいというより、漢字を大事にしようとあらためて決意。

 現在、「水野君の知への冒険」が約3000字まで進んでいる。私には小学校は黒歴史で、嫌な思い出しかないのだけど、でも、向き合って小学生の話を書けるようになったのは我ながら変わったなという気がする。水野君とひかりのお話。大事に書こう。

 世の中に小学校が明るい思い出っていう人、いるのだろうか。いるのだろうな、たぶん。


2023年5月22日 雑記

 「水野くんの知への冒険」で飽きている。物語とは何ぞや。面白いとは何ぞや。いまや人々のひまつぶしはゲームとユーチューブとSNSではないのか。今わたしはそれらをすべて排除した小説を書こうとしている。そこで小説の面白さを再発見させるような小説を書きたい。しかし、自分が書くことが楽しいだけかもしれない。うん。それならそれでいいか!(自己完結)


2023年5月28日 雑記

 「水野くんの知への冒険」をいったん閉めてきた。これから推敲。そのまえにM&Mの推敲かなあ。M&Mはどちらかというと場面転換を多く、短編の中で動の物語にしている。一方水野くんは静。対象年齢はすこし低めで、漢字を少なめにしてみた。すると、漢字が少ないゆえの読みやすさを再発見。M&Mでもそこらへんで微調整したくなっている。

 動と静の対照がもっと際立つといいかな。自分的に。

 人物描写について。

 最近は漫画でも、すごい美人とか、すごい美男子とか、地味とか、言葉で外見をびしっと決めてしまうものが多い気がする。小説ではどうなのだろうか。一般に完全な美女も美男子もいるにはいるが、特殊で、それなりの悩みがある。私の小説は外見がどうだから、、、というストーリーではないのだから、そこを描写する必要はないと思っている。たとえばヒナちゃんは、自分の外見はどうとも思っていないので、一人称だと自分の容姿についての説明がまったくなく、途中でとつぜん、スタイリストにかわいいと言われ、エロい女医にされてはじめて、外見を気にする。でもそれ以降はまったく気にしない。そういう女だと理解してもらえるのか?いや、そういう女として書いたのだから、それでいいのだとひらきなおるしかないのではないか。

 ひかりはどうか。彼女もあきひろにかわいいと言われても、まいあがるような女の子ではない。外見より大事なものがあると思っているから、むしろこれからもあきひろがかわいいと言い続けたら怒るような女の子である。

 でも、どこかでかわいい自分になりたいと思う場面があってもいいかもしれない。


2023年6月1日 雑記

 短編コンテストの締め切りが6月4日ということで、最後の最後まで推敲、と思いつつ、昨日ワードに入れて読み上げさせたら、数カ所脱字が見つかったし、数カ所句読点入れる場所も見つかったし、もういいかなという気はしている。

 書き終わったときはすばらしいと思い込んでいたヒナとコウキも、今読むと冒頭の一文からダメ。がっくり。そういうものかもなあ。

 守っても、一話目からダメ。最初から全部書き直したほうがいいんじゃないか?

 でも、その方向性が見えないとだめだよね。

 そういえばオタテン何回書いたかね?ダブルスクリプトからだからなあ。

 そもそも昔の小説を書き直して良くするよりは、新しい小説を起こしたほうがいいんじゃないか?って気もする。今ならこう書くっていう方向性が無いとだめなんだろうな。


2023年6月2日 雑記

 先日から某まんが家さんのHPで単行本にならなかったマンガというのを読ませてもらっている。すると、さもありなんという半端な漫画なのだが、もちろん最近の絵もストーリーも無きに等しいテンプレ漫画に比べれば天と地ほどすごいんだけど、、、うまけりゃ読めるかと言うとそうじゃないんだよなあ。うまい!うまいからこそ、さらに上を望んでしまう!で、何が不満かと言うと、視点が主人公からしばしば離れてしまうということなんだ。作者さんは結構なお年のお母さんなんで、若者を客観的に見てしまっているのがわかる。そしてこれ、私もそうだ!って思ってしまう。

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