(2)
「全員呼び出し。現場に向かうメンバーは必ず『
「
まずは状況確認の為に、一度に多数の「使い魔」を使えるアカリちゃんと魔力・気配の検知に
「あと……弥生ちゃんと
何が起きるか不明なので、ウチのチームの中でも「何でも屋」系の2人の片方を現場に向かわせる。
あと、
「じゃあ、あたしが現場に行く。葵ちゃんは、ここでバックアップをお願い」
「
リーダーと副リーダー、片方が現場に言って、もう片方が後方での情報支援が定石だけど、あたしの得意技は「他人の魔法の効果を増幅する」。現場支援向きの能力のあたしが現場に行った方が良いだろう。
「あ……第2チームから連絡が入ってる」
葵ちゃんが、そう言うとモニタに異能レスキュー隊・久留米第2チーム「レンジャーズ・オブ・レイヴン」の古賀さんの顔が映る。
『県警の久留米署との連絡が取れなくなった件だが、我々で手伝う事は有るか?』
「状況が全く不明です。バイオ・テロの可能性が高く、我々が全滅する可能性も十分に有り得ます。万が一の場合に備えて待機お願いします」
『
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