絶対地獄に堕としてやる〜クソ男をとことん成敗する話〜
凪@休息中
★第1話 郁江、ついに動く
「今日は何時に帰ってくるの?」
私は
「また連絡するよ。もしかしたら飲みに行って今日中に帰ってこないかもだし。」
「わかった。」
こんなことは最近しょっちゅうだ。連絡してきたらまだいい方。最近は連絡もしてこない。勇はまだ気づいていない様子だが、私は証拠はまだ形としてはないが勇が不倫していることは既に知っている。
私は勇が帰ってきたら毎回消臭スプレーなどなどをしているのだが、この前スプレーをしようとしたら女物の香水の匂いがしたのだ。私は普段香水はよっぽどなことがない限りはつけない。だから、香水がついている事自体おかしいのだ。
「じゃあ、行ってくるね。愛してるよ。」
「いってらっしゃい。」
普段だったら「私も愛してる」とか言えたであろう。愛のこもっていない、他の女がいる男なんかに愛してるなんて言葉を言いたくない。顔も見たくないくらい。
なんだったら、もうこの家売り払って実家に帰りたいくらいよ。でも、あいつに制裁を下さないと気が済まないから我慢我慢。幸い、子供は生まれてなくてよかった。
子供ができる行為はしてはいた。いや、あの人に至っては子供が欲しかったんじゃなくてヤりたかっただけだ。子供がデキてしまうのは好ましくなかったのか、毎回ゴムをつけていた。なんか、あの頃を思い返すと、ただただ私の体目当てで結婚したんじゃなかろうかとか思う。
それに、私が性行為をできないとき、じゃあでかけてくると言って朝まで帰ってこなかったことがあった。あのときはパチンコかなとか思っていたけど、あれも実は別の女のところに行っていたんじゃないかと思っている。
私は、少しでも早く動くため、家に戻ってきた場合のためのカメラ設置をした。
そして私はある友人に電話をかけた。
『もっしー。久しぶりじゃんね。どしたん、いっちゃん。』
『動こうかなって思って。』
『あ、例の件?』
『そう。
『兄貴と姉貴とあとは…
『いいね。そのくらい集まってもらえれば心強いよ。』
『いつ動くの?』
『今日からやろうかなって。もうカメラ設置したのと、さっき、友達の家に泊まるからって勇に送った。』
『じゃあしばらく大丈夫な感じね。おっけい。じゃあ集めるから、いっちゃんの家の前に待ち合わせって感じで良き?』
『大丈夫。じゃあ今からお願いします。』
『了解でーす。』
そう言って奈緒美は電話を切った。
奈緒美とは、幼馴染という関係で、ちょっと口調がギャルっぽいが、とても優しい子で、私が大好きな友達だ。
「(ちょっと家探索してみようかな?)」
ふとそう思い、二階建ての部屋を隅々まで探索することにした。もしかしたら、なにか手がかりがあるかもしれない。とりあえず、勇の部屋に行ってみようかな。
普段は勇の部屋はデスクワークの場として使われているため、大事な書類も入っているだろうとのことで、妻の私が入ることは滅多にない。だが、今日は入る。
「ん?」
鍵がかかっていた。前まではかかっていなかったのに?もしかして、鍵を取り付けたのか?もしそうだとしたら、私の銀行口座からお金がかなり減っていたのはそういうことだったんだろうか。5万は引かれていたからね。
どうしようかな。これじゃ入れない。鍵もない。ここは諦めるしかないのかな。まあいいや。
あとはどこ見ようかな。寝室見てみようか。ここは鍵はかかっていない。もちろんだ。私もここで寝るのだから。でも、クソ男とひとつ屋根の下で一緒に寝ていたと思うと、吐き気がしてくる。
「うわ…」
ゴミ箱を見ると、×液がたっぷり入ったゴムが何個も捨てられていた。他の女を妊娠させないように対策しているところは少し頭がいいなと思ったが、それを見られるところに捨てるのは頭が悪い。私が確認しないとでも思ったのか?
「あ。」
枕元に長い髪の毛が付いていた。私の髪の毛を疑ってしまうかもしれないが、私達が寝ているベットは2つに分かれている。壁側により近いベッドが私の、ドア側が勇だ。
「なんだこれ。SDカード??」
なんでこんなものが化粧台に置いてあるのだろうか。とりあえず、見てみることにした。
※ここからとんでもない性描写がずらーっと書かれているため、モザイクはしましたがそれでも苦手な人は「扉を開けると」まで飛んでください※
『ねえ勇くん♡』
『なあに?
『今日は奥さん家にしばらく帰ってこないんだよね?』
『そうだよ♡夜まで帰ってこないって。』
『じゃあいっぱいイチャイチャできるね♡』
『今日は何回戦できるかな?♡』
『どれだけやるつもりなのよ〜♡』
『我慢できないからもうヤろうよ♡』
そう言って性行為は開始した。もうこれがすごくて、音声だけじゃなくてヤッてる姿も映像に残している。アダルトビデオにも程がある。
勇はいきなり脱いで行為をすぐさま始めた。いきなりなにやってんだよ…
勇のは夏菜子とか呼ばれる不倫相手の下半身に全て××った。
勇は運動を始める。それに比例して夏菜子の×ぎ声はどんどん大きくなっていく。
これあと何分あんの??え、10分?!
もう見ていられなかったので、少し動画を飛ばした。すると、そこにはとんでもない光景が広がっていた。
勇が彼女の×に××を突っ込んで運動をしながら勇の顔は彼女の首にあり、手は彼女の大きな胸に添えられていた。添えられていたと言うより揉んでいたかもね。ふたりとも元気よく動いていたよ。ベッドが壊れるんじゃないかってくらい。
『夏菜子…夏菜子…愛してる…世界一愛してる…愛してるの言葉じゃ足りない』
『私も愛してるわ…♡気持ちいいわ…♡』
『×すよ♡』
その後、勇は少し混乱していた。
『ゴムつけんの忘れてたみたい。』
『子供…できちゃうね♡』
『ま、いっか♡』
『ねえ、また勇くんので私の中を埋め尽くして…♡』
そこからまた××××言った。もういいや。そう思っていた時ちょうどインターホンが鳴った。
「はーい」
扉を開けると、そこには奈緒美がいた。
「こんちわー!迎えに来ましたっせ。」
「ありがとうね。」
「早速乗っちゃいな!」
「あのさ、誰かさピッキングできる人いる?」
「また突然だね。兄貴ができるよ。兄貴ーピッキングしてー」
すると、お兄さんが出てきた。
「どこの部屋ですか?」
「あ。えっと、勇の部屋です。なんか、鍵かけられちゃったみたいで。」
「了解です。」
そう言い、私はお兄さんを案内し、アンロックしてもらった。
その部屋には、特に何もなかった。一応念のためにカメラを設置してみた。
「よしこれでいいや。じゃあ行こう。」
私達は奈緒美の家に向かった。
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