応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • たしかに、生まれ変わってもまた巡り会う運命はロマンチックでも、それが何度も何度も(しかもそれ全部を思い出す)となると、ウンザリしてしまいそうですね…その観点が面白いです!
    運命のように巡り合う二人、でも最初から、利己とgeneはそこにいたのですね。

    作者からの返信

    上田 直巳さま、コメント並びに評価までいただき、ありがとうございます!
    脳内お花畑のキャッキャウフフしたカップルのどれだけが、隣の人と永遠に手を繋いでいたいと思っているのか、またその覚悟を持っているのか。
    軽々しく「来世でも一緒だよ」とそれが叶わないからこそ一時的な愛を語る人のなんと多いことか。
    と、怨嗟のような想いから書きました(笑)
    でも、まあ、腐れ縁というヤツは、なんだかんだ言ってもなんとなく嬉しい言葉に感じるのです。
    悠久の昔から知り合いの遺伝子とか、きっと見渡せばたくさんいるような気がします。

  • 第3話 彼女と理子の認識への応援コメント

    彼と仁、彼女と理子。それぞれの関係性がとても好きです。

    作者からの返信

    海瀬瑛さま、コメント並びに評価をいただき、ありがとうございます!

    彼らと彼女たちは、もう本当に悠久の時を共に過ごしてまいりました。
    我々の自我と、DNAの関係も同じ様なものかもしれません。

    なので、身近にいる大切な誰かも、自分が人生を迷わない様に、ずっと一緒に歩いてくれている相棒なのかもしれませんね。

  • この作品も、発想がユニークで面白かったです。
    私的には、感情(恋)も素粒子と考えていますので、その記憶は消えてなくならないと思っていたいです。
    遺伝子が利己的であったとしてでもね。

    作者からの返信

    サトヒロさま、コメント及び評価をいただき誠にありがとうございます!
    感情は素粒子。私もこの思考や記憶のシステム自体が量子的な、物理的な代替できるモノだと考えています。
    それらは圧縮されてDNAに保管され長い時を過ごしているのかもしれませんね。

    いずれ、人は感情や記憶すらも外部装置に移す事ができるかも?

  • にゃ~、面白かったです!
    「りこ」と「じーん」に気が付いたのは最後の方でしたが。

    最初の「げ」からのお前は俺か、みたいな惚気、そこからのSF展開が堪りませんっ。

    作者からの返信

    hikagenekoさま、コメント及び評価までいただき、誠にありがとうございます!
    りことじーんに気付いていただき、小ネタ伏線好きの作家としてとても嬉しく思います。
    世の中には王道の恋愛話は多いのですが「永遠に一緒」というのは建前だけでしかありえないのでは?と感じ、多くの恋人同士やご夫婦が絆を深めるきっかけになればと思い書きました。
    え?溝が深まるだけ?
    その場合、皆さんの利己的遺伝子に問いかけてもらうしかありませんね(笑)

  • 面白かったです👍

    1話の内容だけですっぱり終わらせても、それはそれで切れ味があっていいなと思いながら読み進めましたが、最後の包含構造の開示から甘く終わる構成も捨てがたいですね。

    書き手的には、仁君の名前が転生を経てジン君となる物語的タイミングの妙と、ジーン匂わせのバランス感覚が、上手いね、やるね、と唸らされました。

    作者からの返信

    磨己途さま、コメントと評価、誠にありがとうございます!

    当初、甘ったるい愛を語る脳内お花畑リア充に対する皮肉を込めて書こうと思った物語が、結果的に万人の支持を求めるという意気地無しな作者でございました(^_^;)
    リコちゃんはともかく、仁とジンがGeneに結びつく方は少ないかも?と思いました。
    言葉遊びはとても好きで、特に登場人物のネーミングは拘っていたりします。

    たくさん読んでいただき、ありがとうございました!

  • 幾度もめぐり合う運命は、観測者によって演出されていた……!
    お膳立てされなければ途切れてしまうような、かよわい絆に人類の命運がかかっていたのですね。
    ふたりが戸惑いを越えて、結局は生涯愛し合って生を終えていくというところが救いであるような、それも仕組まれた箱の中のできごとであるような。
    K様は超越視点のお話を、本当に上手に書きこなされますね。

    >きっと、あなたの中の利己的な遺伝子が教えてくれる
    最高に艶っぽいセリフで締められていて、大満足のお話でした。ありがとうございます!

    作者からの返信

    月子さま、コメント及び評価もいただきありがとうございました!

    「利己的な遺伝子が教えてくれる」は「もう、意気地無しなんだから、あなたの好きにしていいのよ」を全年齢対応した言葉でお気に入りです(*´∇`*)


    さて、この物語の教訓は
    ・願った結果になったとしてもそれは別の意思が働いているかも。
    ・自分たちにとって大切な人を見落としていませんか?
    ・恵まれていた環境を大事にしないといつの間にか主役の座を降ろされますよ。
    などとなりますが、瞬間的に言えば、熱々のカップルが二つ誕生しただけとも言えますね。

    我々はいつもミクロとマクロを同時に味わっているのです。
    そう考えれば生きているだけできっと何かの意味を持っていると考える事が出来るのですね(๑˃̵ᴗ˂̵)

  • 第4話 彼と彼女の願いへの応援コメント

    おおお、本人たちだけじゃなくて、ジンくんとリコちゃんも。
    あのノロケモドキを今まで何千万回も聞かされてきた立場なのか……!?
    幸せしか生まれない呪い。たしかに、その通りです。

    作者からの返信

    月子さま、コメントありがとうございます!
    ジンくんリコちゃんとの思い出を思い出さないというのが業が深いと言いますか、それこそが呪いみたいですよね(^_^;)
    その結果、彼らは新たなステージに上がり、二人と決別する羽目になってしまいました。

  • 第3話 彼女と理子の認識への応援コメント

    二人して同じようなノロケを……。お似合いじゃないですか。
    自分の選択がこのループの一部でないとは言い切れない、過去からの何か強大な力が作用しているのではないかと考える。
    私が当事者だと考えれば、納得の悩みです。

    作者からの返信

    月子さま、コメントありがとうございます!
    彼らは何故この輪廻が続いているのかというよりも、「またか……」という諦念が先に出てしまうのですね。

    さて、現役の恋人同士に「何度生まれ変わってもこの人と一緒になりたいですか?」と聞きまくってみたい衝動に駆られます(ΦωΦ)

  • 何度生まれ変わっても同じ人と恋に落ちる、一見ロマンチックなのに、自分に置き換えて想像してみるとつまんなそうだなぁって思ってしまいました(笑)本人たちが幸せならいいんですけどね…!
    とても面白かったです!

    作者からの返信

    浅川瀬流さま、コメントと評価をありがとうございます!
    この時期、クリスマスや年末年始に向けてたくさんのカップルが誕生しています。その中には脳内がお花畑になって「もうずっと一緒にいたい!」的な幸せに浸っている人も多いようです。
    私も、何人もそういう人を見てきましたが、その時の相手と続いている人の方が少なくて、むしろ交際相手との関係を客観視して、冷静に損得を見極めていた人たちの方が続くという。
    愛だの恋だのという概念が人を惑わすのですねぇ。
    私ももう大人なので騙されません(笑)

  • 何度生まれ変わっても結ばれる、というロマンチックなシチュエーションからSF的な考察に発展して面白かったです。
    自我の問題を考えだすと難しくなりますが、それでもやっぱりハッピーエンドになるのが好きですね。

    作者からの返信

    右中桂示さま、コメント及び評価までいただき、ありがとうございます!

    本当にご無沙汰しております。

    やはり花などのように、散るからこそ美しいという概念が成り立つのかなと。失って気付くのではなく、失わないと気付けないのだと思います。
    恋愛もきっと、始まりと終わりがあるから意味があるのかなと思います。
    自我が続く永遠はかなりホラーだと感じています(^_^;)
    本作は二つのハッピーエンド。
    もっとも観測されたこの物語の上での話ですけどね( ̄∀ ̄)

  • 我々が自我を持ち自分の意志で愛し合っているという信念を持っている一方で、その現象の抽象度を一段下げればそれは「利己的な遺伝子」の働きによるもの、という形で現実に対応を持つ物語なのだと解釈しました。もしその下部構造たる「利己的な遺伝子」自体が自我を持って上部構造の維持を終了しようとしたとき、これまで自分の意志で愛し合ってきたと信じていた我々はどのような認識に辿り着くのだろうと想像すると楽しいですね。リコとジンが「利己的な遺伝子」のメタファーかつ、それ自体が「利己的な遺伝子」を持った人間であるが故に利己的な選択をし、自身に課せられた「利己的な遺伝子」の責務を放棄するという構造も面白かったです。
    続きを考えることに楽しみのある物語だと思いました。ありがとうございました!

    作者からの返信

    川添春路さま、コメントありがとうございます!
    ご無沙汰しております!

    それにしても相変わらずの言語化能力に驚愕しております。
    私が足らない文章力を放棄して、読者の感じ方に委ねてしまった、ふんわりしたニュアンスをここまで的確に補完していただくと、川添さまのコメントも含めて完成体としたいところです(笑)
    また、川添さまの物語が読みたいので、正座してお待ちしておりますね!

    評価もいただきありがとうございました!

  • オリジナルの自我と、それ以外……考えてみると怖いですが、まあ、人間は誰でも自分一人にしか自我があることを認識できないので、自分がオリジナルと思い込めば問題ないですね✨

    当の二人は今生も幸せそうですが、こちらの二人も肩の荷を降ろして、幸せっぽくなってくれればいいなあ、と思います。
    重くなりそうなテーマを、シンプルなハッピーエンドに落とし込んでいて、おもしろかったです!

    作者からの返信

    司之々さまコメントありがとうございます!
    評価もいただき感謝申し上げます!

    実は二人が自我を得てしまい新たなアダムとイブになったため、彼ら由来の人類が淘汰されるという裏設定があったりします(笑)
    恋は盲目ですが、自分たちを生かしてくれているたくさんの存在を大切にしようね!という示唆に富んでいますが、思考を停止し脳内お花畑になった彼らはもう何も思い出せません。
    次回の邂逅は訪れない。
    かも知れませんが、そこは想像にお任せします。

    願いは二人との分かれも果たしたのですね。

    読んでいただきありがとうございました!

  • 第3話 彼女と理子の認識への応援コメント

    デスよねー(笑)
    仕方ありません、外野的には無問題な一〇〇%のノロケです。
    愛が枯れたわけじゃないのが、せめてもの救いでしょうか、それとも呪いの続きでしょうか。
    即座にキッパリスッキリ別れて今生をまっとうするのが、運命に抗う(なんかカッコいい)最短ルートだと思いますが、それも難しそうですねえ。
    (*´Д`*)

    作者からの返信

    司之々さま、コメントありがとうございます!
    二人とも愛と呪いが混濁した状態のようですね(笑)
    結局はどう行動しても運命なのか抗った結果なのかメタ認知できないので、心地良さを求めれば良いと思います。
    享楽的に、今日を楽に生きるのが肝要です(*´꒳`*)

  • 第1話 彼と彼女の事情への応援コメント

    新作ですね!
    うん、まあ……開始早々から、ヒドい状況のようで(笑)
    客観的には幸せ絶頂のタイミングというのが、トホホ感をブーストしてます。
    確かに、その昔、テッカマンブレードⅡの主題歌もこういう愛の歌で「呪いっぽいな」と感じた覚えがありますね……。

    作者からの返信

    司之々さま、コメントありがとうございます!
    永遠という言葉には、実に無責任な期待感が込められていますよね。
    あり得ないからこそ空虚に永遠を語ってしまうのは、他人事だからなのか渇望なのか、終わりに向かって生きる我々には届かない命題なのかもしれません。
    にも関わらず、世の中には「永遠の愛」という言葉がありふれていて、実にけしからんと警鐘を鳴らすつもりで書きました(笑)

  • 第1話 彼と彼女の事情への応援コメント

    生まれ変わってもあなたと会いたい。
    ロマンチックなシチュエーションなのに、確かに現状「呪い」ですね。
    わぁ、この先どうなるのかとても楽しみです。

    作者からの返信

    月子さま、コメントありがとうございます!

    本作のタイトルはダブルミーニングを仕込んでおりまして、いろんなエンディングに辿り着けるようになっています。
    別に読むたびに内容が変わるわけではなく、ハッピーエンドとはなんぞや?という考察に繋がれば嬉しいなと。