生成結果10:春風スニーカー【ドラフト1編】

もとの文章】

 考え事をしながら、角を曲がった拍子に俺は対向者にぶつかりそうになった。

「オッツ!?」

先生センセ!? 危ない!」

「ごめん、チキン。こんなとこでどうした?」俺はぶつかりかけた相手に尋ねた。

「どうしたもこうしたも、今から先生に会いに行こうとしてたんですよ」ぶつかりかけた相手――チキンこと橙川知稀とがわかずき――は言った。

「『俺に会いに』って、何かあったのか?」思わず俺は訊き返した。


【ドラフト1】

 チキンは緊張したように肩をすくめ、うつむいた。

「実は、先生。は、卒業後の進路について相談したくて。」

俺は首を傾げた。

「進路? どういうことだ?」

チキンはため息をついた。

は、教師になりたいんです。」

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 おーい。

知稀少年は「将来教職には就かない」のですが(苦笑)


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 俺は思わず笑ってしまった。

「チキン、冗談だろ?」

チキンは俺を睨みつけた。

「冗談じゃないです! は、真剣に教師になりたいんです!」

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 おーい。

だから知稀少年は「将来教職には就かない」って言っているだろう(苦笑)

 

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 俺は首を横に振った。

「チキン、は教師には向いてない。は、いつも授業中も寝てるし、テストの点も悪い。そんなが、どうやって教師になれると思う?」

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 おーい。

確かに「知稀少年は成績優秀ではない」ものの、「授業中は常に寝ている」ほど不真面目なやつではありません!


 てか、晶司しょうじ少年の発言が「やたら尊大」な感じがするんだけれど、もしかしなくても彼のあだ名の「先生」に引っ張られて、「晶司少年=知稀少年の担任の先生」みたいな認識になってる⁇

 

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 チキンは悔しそうに唇を噛んだ。

「でも、私は教師になりたいんです! 私は、子供たちに勉強を教えたいんです!」

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 だから、「知稀少年は教職には就かない」の!

 

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 俺はため息をついた。

「チキン、は甘すぎる。教師の仕事は、そんなに甘くないぞ。子供たちの勉強を教えるのは、簡単なことじゃない。は、もっと勉強しないとダメだ。」

チキンは力強く首を縦に振った。

「わかりました! もっと勉強します! 絶対に教師になって、子供たちに勉強を教えます!」

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 あーもう!

再三ツッコんでいるけど、「知稀少年は教職には就かない」の‼︎

 

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 俺はチキンのやる気に感心した。

「よし、頑張れ。ならできると思う。」

チキンは俺に笑顔を見せた。

「ありがとうございます、先生! 頑張ります!」

 チキンは元気よく立ち去っていった。

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 おーい。

知稀少年は「晶司少年に用がある」から会いに来た(もちろん、「教職を目指したいという相談ではありません」)わけで、「本題を話さぬまま帰って」は、「物語が不成立」になります(苦笑)


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 俺はしばらくチキンを見送ってから、自分の教室に戻った。

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 あ。

「俺はこの子の担任の先生だ!」パターンかと思っていたら、「俺はこの子の教科担任の先生だ!」だった(苦笑)

 てか、担当科目は「何」?

 

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 俺はチキンのことを思った。

チキンは、いつも授業中も寝てて、テストの点も悪い。

そんなチキンが、なぜ教師になりたいのかわからない。

でも、チキンのやる気は本物だ。チキンなら、きっと教師になれるだろう。

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だ〜か〜ら、知稀少年は「不真面目でもなければ、将来は教職にも就かない」の‼︎

 

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 俺は机に座って、授業の準備を始めた。

チキンのことが頭から離れなかった。

俺はチキンに、教師になるための勉強を手伝ってあげようと思った。

俺は、チキンが教師になる手助けをしたいと思った。

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 だから、今回ず〜っと言い続けたけど、「知稀少年は教職には就かない」の!

 ……全く。

お前は「思い込んだらそうとしか出せない」からな(苦笑)

もしかしなくても「日本の古い学園ドラマ」でも学習して来たか?

 だけど、やったことは「検討違い」だからな?

そこのところも学習してくれよ⁇


[ドラフト1総評]

バーディーが「引っ張られ事故」と「思い込み」であらぬ話を創作した。

解散。

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