生成結果3:事件捜索係の事件簿【ドラフト2編】

もとの文章】

 それはそうと、ターゲットとの待ち合わせ時間はそろそろなので、もうすぐ相手がこの場所に姿を現しても良いはずなのだが……。

するとその時、「すいません、お待たせしました」と女性の声がした。

振り返ると、外の道に双子用のベビーカーを押した女性が立っていた。

「すみません、うちの子たちのご機嫌がなかなか良くならなくて……」

「その双子用ベビーカー、横型ですけど、セパレートできるタイプですか?」

「あぁ、はい。えぇ……」

「そっち行って手伝います」と俺は席を立った。


【ドラフト2】

 「え、いいんですか?」

「いいですよ。はもうすぐ用事があるから、それまで手伝います」

 俺は外に出て、女性からベビーカーを受け取った。

ベビーカーは重かったが、俺はなんとか持ち上げた。

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 いやいや。

「赤ん坊の乗ったベビーカーを力任せに持ち上げてはダメ」だから(苦笑)

 

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 「ありがとうございます」

「どういたしまして」

 俺はベビーカーを押して、歩き始めた。

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 いやいや。

何のために「ベビーカーを持ち上げた」わけ?

「無意味な言動はさせてはいけない」のよ⁇

 

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 女性は俺の後ろをついて歩いてきた。


 しばらく歩くと、公園に着いた。

俺はベビーカーを止めて、女性に手渡した。

「ありがとうございます」

「どういたしまして」

俺は女性に会釈をして、立ち去ろうとした。

「あの、すみません」

女性が俺を呼んだ。

「はい?」

「あなたのお名前は?」

「俺はハムです」

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 ぶっ⁉︎

「ハム」って何⁉︎

まさか「豚肉の燻製」のあれ?


 ……こらー!

「人間の名前」を何だと思ってる!

それなら『ヒロアカ』の「障子目蔵しょうじめぞう」的な「取って付けた感のあるテキトーキャラネーム」のほうがよっぽどマシじゃないか(苦笑)


 ちなみに、この話の主人公の名前は「アルフレッド・リュースナー」。

だけどこのシーンでは「ジョナサン・スミス」という偽名で通そうとしてるから、名乗るなら「ジョナサン」が正解だったんだけれども……。


 ……てか「ハム」って何のつもりだ?

まさか、「アブラハム」や「グラハム」的な名前の愛称のつもりだったのか?

 とは言え、「アブラハム」は「エイブ」だし、「グラハム」の愛称は聞いたことがないぞ……⁇

 

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 「ハムさん、ありがとうございます。あの、お礼をさせてください」

女性はポケットに手を伸ばし、何かを取り出した。

それは、小さな箱だった。

「これは、お礼です」

女性は箱を俺に手渡した。

 俺は箱を受け取って、中を見た。

中には、きれいなネックレスが入っていた。

「これは、とても綺麗ですね」

「ありがとうございます。このネックレスは、私の宝物です。あなたが受け取ってくれるなら、お譲りします」

俺は女性の優しさに、心を打たれた。

「ありがとうございます。大切にします」

俺はネックレスを受け取って、首につけた。

「どうぞ、お大事にしてください」

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 なぜターゲットは「ベビーカーを押してもらったお礼」で「宝物のネックレス」を渡そうとする……。

「クエストと報酬が不釣り合い」であることは火を見るよりも明らかだろう(苦笑)


 おまけに、最後のセリフもおかしいな。

「お大事にしてください」じゃなくて、「大切にしてください」だろう(苦笑)

 

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 「どうぞ、大にしてください」

「はい。ありがとうございます」

俺は女性に会釈をして、立ち去ろうとした。

「あの、ハムさん」

女性が俺を呼んだ。

「はい?」

「あなた、素敵な人ですね」

女性は微笑んで言った。

俺は照れ笑いを浮かべた。

「ありがとうございます」

俺は女性に会釈をして、立ち去った。


 俺は歩きながら、女性の言葉を思い出していた。

「あなた、素敵な人ですね」

女性はそう言ったが、俺はそうは思っていない。

俺はただ、自分のできる範囲で、助けただけだ。

しかし、女性は俺を素敵な人だと言ってくれた。

俺は、その言葉が嬉しかった。

俺は、自分のことを、少しだけ好きになれたような気がした。

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 だからなぜお前は「登場人物の自己肯定感を異常に低めに設定」する……(苦笑)

お前は一体人間を「何だ」と思っているんだ⁇


[ドラフト2]

またしてもバーディーがトンチキをかます。

解散!

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