第167話
悪魔がまた新しいアイテムを提供して来た。
今度は何だと思うが聞けば教えてくれた。
「ぐふふふふ~あちらの世界ではただの精力剤ですよ」
「どうだか・・・」
「本当に本当ですよ~私が嘘言った事あります?」
確かに嘘は言ったことが無い。
心外だな~みたいなジェスチャーをしているが絶対そんなことは思っていない、此奴は俺の反応を見て楽しんでいる。
しかし、嘘を言わなくても人の思考を操る
嘘は言わなくても故意に言葉を隠し誘導することは詐欺師の常套手段だし、マスコミも似たようなことをするのだから知らないとでも思っているのだろうか?
今そんなことを悪魔に面と向かって講釈しても意味無いことは理解しているので話を進めることとした。
「それで?どんな効果がある?」
「ぐふふふふ~効果は精力増強ですね~ただし、精力とはスタミナ、タフさですよ」
タフさか・・・確かに戦闘においてスタミナは重要だな。
何だかゲームみたいだと思うが、悪魔自体がゲームみたいな存在に思えて現実感がわかないが、目の前にいる者が悪魔であることは俺が痛い程に解っている。
「あ~そうか・・・それで、問題は?」
「ぐふふふふ~中々用心深くなりましたね~」
「いいから早く言え」
苛立ってしまい強い口調で先を促したが、本当に仕方ないと子供でもあやす様な感じで話を進める悪魔。
本当にムカつく奴だ。
「はいはい、問題は精力剤ですから興奮しますね~」
「それが何か問題か?」
馬鹿にしているのかと思い聞き返せば、まだ解らないのかと言うように疑問に疑問で返して来る悪魔。
「思考が鈍りますよ?」
「思考?・・・遣りたくて遣りたくて仕方なくなるってことだろ?」
「ふ~う、まだまだですね~裕斜さん」
「鬱陶しい、詳しく説明しろ!!」
悪魔はやれやれと言うような態度を取ってから説明する。
ただの精力剤として女と時化込んで使う分には問題無いだろうが、ことケモミミ薬と併用して使うことを念頭に渡すと言う。
パワーもスピードも上がった人間が精力を増強された状態で更に戦闘を行い更に興奮すればどうなるか?・・・
「ぐふふふふ~使うか使わないかの判断は個人にお任せしますが、レッドデビルさんにも説明した上で使うように言ってください」
「ああ・・・」
「そして、言う必要は無いですが」
「な、何だ?」
「私の期待を今度裏切ればレッドデビルさんには退場して頂きます」
「そ、それは如何言う意味だ?」
「そんな意味は無い、言葉通りですよ?」
「言葉通り?」
「はい、私が提供した物の対価を頂きます」
「対価って・・・金じゃないのか?」
「ぐふふふふ~私、何時お金が欲しいと言いました?勝手に向こうが払っているだけで私は金額すら提示していませんよ?」
「確かに」と思う。
渡してくる金はそれなりの額だが単体で見ると格安と言っていい。
だからレッドデビルは相当に儲けているし、うちも全額悪魔からの横流しなので儲けていると言える。
俺も・・・
「ああ、裕斜さんは私の期待に答えておられますし、別にお金を差し上げている感覚も私には無いですから、レッドデビルさんからのお金はあちらがかってに渡しているだけと認識しています」
「それはどういうことだ?」
「察しが悪いですね~」
「すまないが・・・説明してくれ・・・」
「そんなに怯えた目で見なくても、ぐふふふふ~」
悪魔曰く、俺と悪魔はレッドデビルの金を俺が受け取ろうと貸し借り無しという事らしい。
それよりも、今は俺の、俺たちの力を蓄えることに注視しろと言われた。
★~~~~~~★
為野さんが悪魔より提供された精力剤を俺っちは
「
「やあ、蛇ノ目君、ご苦労様!」
「いえいえ、ただのお使いっす~」
「ははははは~まぁ座ってくれ」
「了解であります!」
座ると直ぐに、今回、
BPと同じく小瓶に入った黄色い液体。
「それで?これは何かな?」
「はい、精力剤です」
「せい・・・精力剤?」
あ~そうっすよね~精力剤をあの2チームとの抗争に如何使うと言うのか不思議ですよね~
為野さん曰く、悪魔提供の精力剤で、材料はオークの
オークってあのゲームに出て来る豚の化け物っすよね?
どこまで本当かは知らないっすけど、多分嘘だろうな~と思いつつ聞いていたが、まぁレッドデビルにとっては色々使い道もあるだろうし、抗争で使うならBPと併用して可成り使える?とも思う。
「ははははは~色々使えそうだし、BPと併用すれば面白そうだね」
「そうっすか?それならこれでOKってことで良いっすか?」
「ああ、OKOK勿論OKだよ」
「それは良かったっす~」
また酒に誘われたが今回は用事があるので断って俺っちはその場を後にした。
さて、レッドデビルはこれからどう動くのかお手並み拝見っす。
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