96『真・身体強化』


「づぁいっ!!」


 野太く低い怒声と共に打ち込まれたバールの一撃に、ぶしゃ、と角ウサギが口から光の粒子、いいや、魔素を噴出させる。

 本日2体目。

 カウンターからのバール滅多打ちで処理余裕である。


「よしっ……いてて……」


 次の一撃のために振り上げていた左のバールの動きを止め、死亡演出が始まったことに秋水はそのまま左手で軽くガッツポーズを決めてから、痛めてしまった右手をぱたぱたと軽く振るう。

 角突きタックルを迎え撃つカウンターの、その角度をちょっとだけ失敗して軽く、ぐきり、とやってしまっただけである。問題はない。

 弾丸の如き速度で向かってくる角ウサギの頭部を狙おうと位置調整をしているところに、ずどん、ときただけなのだ。カウンター自体は成功している。問題はない。

 よし、余裕である。

 心の中での反省会を早々に切り上げ、秋水は使っていたバールを作業ベルトに差し込んでから、すぐに左手のライディンググローブを取り外した。


「さーて、こっから本番だ」


 角ウサギをぶっ殺せたのは良いことだ。

 身体強化による動体視力の補強がなければ、角突きタックルはやはり油断ならない一撃ではあるが、それでも問題なく対処は出来るという自信がつく。

 手首を軽く捻っただけなのは間違いなく軽傷だ。

 角ウサギを連打でボコボコにしているときにも鈍痛は続いたが、間違いなくポーションで回復出来る範囲なので気にしない。

 開幕から死亡演出まで淀みなく行えた一連の戦闘には文句なし。

 しかしそう、この戦闘による本番は、むしろ死亡演出が始まった今からなのである。

 ライディンググローブを脱ぎ取った左手を、すっ、と倒れ伏している角ウサギへと向ける。


「あれは魔素、魔力の素」


 死亡演出で噴出する、光の粒子。

 あれは魔素だ。

 先程、そう名付けた。

 魔素は取り込むことで、魔力を活性化させる力を持つ。

 先程、それが判明した。

 今までは光の粒子を取り込む回収作業は、ただただ不快でしかなかったのだが、光の粒子が魔力のエサである魔素だと分かった途端に、いや魔力という存在を認知した途端に、魔素を取り込むのが感覚として気持ち良く感じたのだ。

 あれは偶然だったのか。

 それとも、今までは妙な力とだけ認識していたエネルギーを、魔力、と認識した途端に、そのエネルギーが上手く操れるようになったのと同じで、魔力という感覚のチャンネルが開いたことにより、感じ方が根本的に変わってしまったのだろうか。

 それを確かめる。


「ふー……すー……」


 左手を角ウサギに向けたまま、秋水は大きく深呼吸をする。

 空気が美味い。

 ダンジョン内の、空気が美味い。

 これもまた、魔力を認識してから激変した感覚の1つである。

 紗綾音曰く、世界には魔力の素となる魔素というのがふよふよしている、らしい。ゲームの世界での話であるが。

 ただ、このダンジョンが、そのゲームの世界のようなものだとしたら、ダンジョン内にも目に見えないレベルの普通に魔素が漂っていても可笑しくはない。

 それを口で吸って、取り込んで、空気が美味しいと感じた、のだろう。

 だとしたら、左手で光の粒子として視認出来る魔素を回収するのと同じように、魔素は呼吸で吸い取れる。


 ならば、死亡演出で絶賛放出中である角ウサギの魔素も、口から回収出来るだろう。


 いや絵面が悪すぎる。

 だらんと脱力している角ウサギを持ち上げて、口やら傷口やら空噴き出している魔素を口から飲み干していくスタイルである。

 ホラーだ。

 色とりどりの光の粒子だから誤魔化せているかもしれないが、これが赤い液体ならば普通に猟奇的現場である。

 誰に見られるわけでもないのだが、それを考えれば、今まで通り手の平で魔素を回収した方が良いだろう。


 ただ、呼吸によって魔素を 『吸い込む』 ことが出来る、という点は無視出来ない。


「……よしっ」


 実験開始だ。

 まずは、魔力を動かす。

 左手に向かって、魔力を集める。

 左手の、手の平に、魔力を集中させる。


「こんな感じ……いや、こうか?」


 目で見ることが出来ない魔力の流れを、感覚だけで操作する。

 妙な力を魔力と定義した途端に、魔力を意識して動かせるようにはなったものの、上手く動かせるのは半分くらいだ。しかも、緻密に動かせるかと言われたら、そうでもないのだ。

 半分くらいの魔力は、大雑把にしか動かせない。

 これは、単純に慣れていないからなような気がする。

 要・練習、ということだ。

 そして、今まさに、その練習なのだ。


「よし、良い感じ」


 しばらくすれば、どうにか魔力をある程度は左手へと集めることが出来た。

 角ウサギはまだ死亡演出中ではあるが、早くしなければ消えてしまうと若干の焦りが生まれる。

 いやいや、落ち着け落ち着け。

 呼吸を整えながら、左手に集めた魔力に集中する。

 息を吐く。

 息を吸う。

 吸う。

 吸い込む。

 魔素を、吸い込む。


 左手で、吸い込む。




「……うん、なんも起こらねぇ!」




 はあ、と大きくため息。

 秋水が実験としてやりたかったことというのは、実に単純な話である。


 わざわざ魔素に手を近づけなくても、魔素を吸引出来たりしないだろうか、である。


 口で空気を吸うように、手の平で魔素を吸い込めたら楽だろうなぁ、と思っただけなのだ。

 思いついた理由も簡単で、回収のために一々しゃがみ込むのが面倒くさい、アンド、複数体相手をした後の回収作業が面倒くさい、である。

 ならば、立ったままで、魔素を勝手に引き寄せて吸い込めないものだろうかと考えたのだが、上手く行きそうもない。

 残念だ。

 やはり呼吸器官のように、物理的に空気を吸い込むような能力がなければ不可能ということだろうか。

 なんとなく思いつきのように行ってみたことなのだが、失敗だろう。

 まあ、良いのだ。こればっかりはトライ&エラーしかない。

 秋水は一度肩を竦めた後、魔力を集めた左手に視線を落とし、その左手をくるりと返して手の平を見る。

 それから、ちらりと死亡演出中の角ウサギへと目をやった。


「あっちの魔素は光って見えるのに、魔力ってのは全く見えねぇな……」


 色とりどりの光の粒子である魔素とは違い、魔力は目で見えない。

 左手に魔力を集めた、とはしたものの、それは秋水の感覚での話であり、本当に魔力が集まっているかどうかは実際のところ分からないのだ。


「うーん、扱いが難しい」


 身体強化も上手く行かないし、と少し愚痴を零しつつ、秋水は再び手の平を角ウサギへと向けた。

 これで魔素が吸い込めたら楽ではあるのだが、そもそもどうやって魔素を吸い込めるかも不明なのだ。それを考えたら、そりゃ成功するわけもない。

 呼吸で魔素を取り込めるのは、物理的に空気を吸ったからだと思われる。

 ならば、手の平での魔素の回収は、やはり物理的に接触させに行くしかないのだろうか。

 魔素というエサを魔力に喰わせるためには、魔力の方から向かうしかないのか。

 まあ、と再びため息を1つ。

 息を吸う。


「……ふむ」


 唐突に変なことを思いついた秋水は、鼻を鳴らしてから再び深呼吸をする。

 息を吐いて、息を吸う。

 もう一度、息を吸う。


「……こうか?」


 息を吸う。

 その感覚を、左手の魔力へフィードバックさせる。

 呼吸という動作、ではない。

 呼吸という感覚、である。

 魔力は目に見えないし、物理的になにかの体内器官があるわけでもなさそうだ。レントゲンを撮ったら知らない臓器が増えていても驚きはしないが。


「吸ってー……吐いてー……」


 魔力に口がついているとしたら。

 その口で呼吸をしているとしたら。

 たぶん、こんな感覚。

 ゆっくりと、静かに感覚をトレースしていく。

 魔力が呼吸をする。

 空気ではなく、魔素を吸って吐く。

 いや、吐かれるのは困るな。

 呼吸では吸ったら吐かねばならない。それでは本末転倒だ。

 魔素は、吸うだけで良い。


「てことは……掃除機とか」


 吸い込む、で連想出来るのは、掃除機だ。

 掃除機でゴミを吸い込んでいくイメージで、魔素を左手に吸い込むように。


「あーっと、いや、掃除機ってどうやってゴミ吸ってんだっけ?」


 イメージもなにも、そもそも掃除機が吸引するという仕組みを良く分かっていない秋水である。

 これではイメージしようがない。

 いいや、イメージで良いならば、予想でいけるだろうか。


「えー……空気ごと吸い込んでるんだから、あれか、扇風機の逆回転的な感じか?」


 何となくうすらぼんやりと掃除機の仕組みを想像しつつ、イメージを修正していく。

 と言うか、イメージは掃除機から扇風機へとすり替わっている。

 扇風機が後ろの空気を吸い込むようなイメージ。

 自分に向かって魔素もろとも風を送り向けているイメージ。


 で、あれば、左手に集めた魔力は、扇風機の羽根、プロペラの役割だ。


 それ自体は秋水が意図したものではないが、秋水のイメージに応えるかのように、ぐるり、と左手に集めた魔力が回転した、ような気がする。


「おっと、お? 回せるか?」


 魔力を体の中で動かせるなら、回転させることも出来るか。

 偶発的に回転した感じのあった魔力を、今度は意図的に動かす。

 扇風機のプロペラを回すように、渦を作るように、魔力を回していく。


「お、おお?」


 回す。

 回す。

 回転させる。

 左手の魔力をぐるぐると回転させてみれば、段々と不思議な感じがしてきた。

 なにか出来そうな感じがしなくもない、ような気がするような気がしないような。

 そう、『なにか』。

 なにか、とは?

 それはもちろん。


「吸収」


 ぽつり、と秋水は呟いた。

 理由は特にない。

 それはただ、魔力を動かして何をしたいか、を考えて漏れ出ただけの言葉なだけで。




 かちり、と秋水の中で、なにかが 『ハマった』。




「うおっ!?」


 『ハマった』 瞬間、その効果は即座に現れた。

 すでに時間が大分経過していたせいで、かなり透明になってきている角ウサギが、それでも少しずつ噴き出していた魔素の流れが、変わったのだ。




 秋水の、その左手に向かって。




「おお!? きたきたきた!!」


 光の粒子、魔素が秋水の左手へと飛んでくる。

 そして、その魔素はいつものように、左手に触れると共に消滅し、いや、吸収されていく。

 ぐるぐると回している魔力が、魔素を取り込んで、これは気持ちが良いものだ、と伝えてくる。

 吸っている。

 吸い込んでいる。


「なるほど、こんな感じで……いやもう終わりかい!」


 それこそ本当に掃除機で吸い込むかのように、魔素を吸引するように回収していくのだが、それはすぐに終わってしまった。

 角ウサギが完全に透明になり、消えてしまったせいである。

 そもそも角ウサギが消滅しかけていたせいで残り時間は短かったのだ。

 このタイミングの悪さ、本日2度目である。

 カラン、と角ウサギのドロップアイテムである白銀のアンクレットが落ちたのを確認してから、秋水はがくりと肩を落とし、左手で回転させていた魔力の動きを止める。

 わあい、ドロップアイテムだ、くそぉ。


「いやいや、これで魔素の回収作業が大分楽になるだろ、うん!」


 少ししか魔素を吸えなかったことは残念だが、それでも実験は大成功である。

 結果上々だ。

 それに角ウサギは次の部屋にもいる。

 魔素の回収はそいつをぶっ殺せば良いだけの話だ。

 そうやって自分を慰めてから、秋水は再び自分の左手へと視線を向けた。

 魔素を吸収することの出来た、左手である。


「……ふーむ」


 吸収、と呟いてから、秋水の中でなかにかが 『ハマった』。

 かちり、と。

 パズルのピースがぴったりとハマったかのような、そんな感覚だ。

 なるほど。

 これは、もしかして。











 捻った右手首をささっとポーションで治してから、秋水は早速次の部屋へと進んだ。

 角ウサギ3戦目である。

 秋水は部屋の入口でリュックサックを下ろし、作業ベルトからバールを1本だけ抜き出して、ヘルメットのバイザーを閉める。

 慣れた一連の動作である。

 そして、いつもならば、楽しいぶっ殺しの時間だと意気揚々と部屋へと足を踏み入れるのだが、今回は少し違う。


「すー……」


 深呼吸。

 それから、魔力を動かす。

 ゆっくりと、丁寧に。

 まだまだ雑にしか動かせないし、全ての魔力を完全に操れるわけではないが、動かせる魔力をとにかく体全身へと巡るように、ぐるぐると循環するように、魔力を動かしていく。

 感覚でしか分からないが、魔力はちゃんと動いている。

 出来たら指の先までしっかり隅々に魔力を循環させたいのだが、そこまで細かい操作はまだ出来ない。

 今はとにかく、大雑把でも良いので、全身に魔力を走らせる。

 その状態を、維持する。


「これはこれで……集中力が削られるなぁ」


 苦笑いを1つ漏らしつつ、秋水はぺろりと唇を一舐めする。

 角ウサギの初撃で跳んでくる角突きタックルへカウンターを合わせるには、身体強化による動体視力の補助がなければ結構な集中力が必要なのであるが、魔力を動かすことにも意識を割くとなると、どうしても注意が散漫してしまう。

 これで戦いを挑むのは、正直自殺行為なきもするが、まあ、よし。

 即死じゃなければ何とかなるさ。

 価値観がバグってしまっている鼓舞を自分にかけつつ、秋水は魔力循環を維持したまま部屋へと足を踏み入れた。


 お出迎えは、当然ながら角突きタックルである。


 部屋に入った段階で、秋水はすでにバールを長く持ち、その先端を角ウサギに向けて突き出している。

 カウンター。

 角を避けつつ、頭を狙う。

 振り回す必要はない。打撃力は、向こうが突っ込んでくる運動エネルギーだけで事足りる。

 最初の頃に何度も繰り返してきたカンター戦法だ。

 だが。


「ぐっ!?」


 速い。

 単純に、速い。

 速さは極めれば凶器。それを体現する速度で迫ってきた必殺の一撃に対し、秋水の反応が、僅かに遅れた。


 バールの先端が、角にかち合ってしまった。


 頭部じゃない。

 角だ。

 右手に持ったバールが勢い良く弾かれ、治したばかりの右手首を再び、ゴキリ、と捻る。

 バールが手から離れ、次の瞬間には、秋水の体に角ウサギがその速度のまま激突した。


「うぐふっ」


 衝撃に秋水の口から空気が漏れた。

 角は、当たっていない。

 右腕が上に弾かれ、丁度脇の下を通過した感じではあるが、角ウサギのその巨体は避けきれなかった。

 もふっとした感触がする質量兵器である。

 角でぶっ刺されるのはもちろん必殺の凶器だが、角突きタックルの恐ろしさは、角が当たらなくても体当たり自体で結構なダメージが入ってしまう点にある。

 それに、体勢が崩されるのだ。

 転んでしまえば、次の角突きタックルの餌食である。


「んがらっしゃい!!」


 角ではない普通のタックルをモロに喰らい、角ウサギと共に転がるところで秋水は咄嗟に角ウサギのその頭を右腕で締める。

 肩に激痛。

 どうやら腕を弾かれたときに痛めた様子。

 人間の体とは、なんとひ弱なものか。

 人間の肩関節なんて、地上のどの脊椎動物と比較してもひ弱なことで有名だ。

 身体強化なんてバグ技がなければ、どれだけ体を鍛えたところで、人間の身体能力なんてたかが知れたものである。


 いいね。


 燃えるじゃないか。


 上があるってことは。


 肩の痛みに秋水は凶暴な笑みで返し、その激痛シグナルを無視して角ウサギの頭を脇で抱え込むようにして締めた。

 そして、角ウサギと仲良く、勢い良く、思いっきり地面を転がる。

 距離は取らせない。

 開いていた左手も使い、角ウサギにしがみつく。


「仲良くしようぜ一緒にさあ!!」


 勢い良く地面を転がるが、しがみついた角ウサギは放さない。

 ヘルメットは早速駄目になったかもしれない。だが大丈夫だ。

 ごろごろと何回転か分からないが転がって、止まったと同時に秋水は即座に体を起こして角ウサギを組み伏せ。


「ずっ!?」


 右の太ももに、手痛い一撃。

 蹴られた。

 角ウサギご自慢の脚力をもって、蹴られた。

 嫌な音が右足から響く。

 骨が折れたか。

 上等。

 なぜなら、組み伏せては、いるからだ。


「魔力も、よしっ!!」


 体全身を循環させていた魔力も、問題なく流れている。

 途切れていない。

 魔力を動かすことに意識が若干向いていたせいで、カウンターミスなんて凡ミス中の凡のミスをやってしまったものの、魔力が動いているのなら、やっていた甲斐はある。これこそ上等だ。

 右足をやったのは偶発的だったのか、ようやく自分が押し倒されている状態を悟ったかのように角ウサギが暴れ始めたが、大人しくしていろと秋水は右腕で頭を押さえ付けながら馬乗りになる。

 肩も手首も痛い。

 ついでに足も痛い。

 右半身ヤラレまくりである。

 だが良い。

 いいね。

 興奮する。




「身体強化」




 左の拳を振り上げながら、秋水は口にした。

 身体強化。

 筋力やら、動体視力やら、なんだったら思考速度やら、体の機能を何でもかんでも底上げするというバグみたいな力。

 いや、魔法。

 身体強化の、魔法。

 何て言ったか。

 そうだ、バフだ。

 身体能力にバフをかける魔法だ。

 イメージはするまでもない。

 今まで何度も繰り返し使ってきて、何度も助けられてきた、その魔法。

 あの感覚を、あの魔法を、循環させている魔力へと伝えるように口にする。




「100%」




 左の拳を、強く握る。

 全力だ。

 手加減など必要ない。

 魔力を循環させる速度も全力だ。

 荒れ狂うように魔力を流す。

 流す。

 魔力の濁流。

 それの魔力で、なにをするのか、名前を付ける。


 魔力に、色を付けるのだ。


 言葉をもって、色を付けるのだ。


 そして、暴れる角ウサギの顔面に向けて、左の拳を全力で振り下ろす。




「ストラアアアアアアアアアィクッ!!!」




 その顔面を、文字通り、粉砕した。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ついに肉弾戦で相手が爆散するという(;´・ω・`)


 ただし、肉弾戦魔法使いとしては、ここでようやくスタートライン(`・ω・´)

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