白猫と薬種商 〜流転するこの世界で〜

第??話 あとがき

　知らない方はこんにちは。知っている方はこんばんは。現役高校生なろう超底辺作家(１８)の沿海いさでです。

　まあ、僕は別の投稿サイト『小説家になろう』で活動していたため、知らない方の方が多いと思います。が、これを機に、僕を知っていただけたら幸いです。

　今回は、『白猫と薬種商』をお読み頂いてありがとうございました。

　いかがだったでしょうか。薬種商のフェルミと錬金術師のルティネスが繰り広げる、経済ダークファンタジーは面白かったですか。投稿してから気づいたのですが、これって経済でもダークでもありませんでしたね。タイトル詐欺ですね、反省してます。

　僕としては、よく書けたかなとは思います。ルティネスに裏切られるあのシーンは、凄く悩んで執筆したので、その想いがフェルミに重なって、より重厚な雰囲気を醸せたかと。

　といっても、この作品は一年以上前に投稿していたものを再記載しただけですので、普段の僕を知っている方は、かなり稚拙な文章だと感じたと思います。まあ、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。作者冥利に尽きます。

　ところで、前話で司祭が追い出されるというシーンがありましたが、あれのモチーフは四面楚歌から来ています。四面楚歌は皆さんのご存知のように、中国の故事から来ているため、中国自体がないこの世界ではそのまま使えませんでした。ですので、『アルベルムは自歌を纏う』といった熟語を適当に造らせて頂きました。

　他にも色々な言葉をでっちあげていますので、皆さんはくれぐれもこの作品から得た知識をひけらかさないように。笑われますよ。

　こんな後書きを読んでくださっている皆様のために、ちょっと背景を。

　この作品は、実は別作『リドル・アクター　～最強の勇者、魔王を拾う～』の設定固めに書いた習作でした。あっちは純ファンタジーで、こっちの世界と異なり魔法や剣技がばんばん登場しますが、教会が悪者なのは変わりません。

　簡単なあらすじを述べさせて頂きますと、本来ならば敵同士である魔王と勇者が協力し合い、教会の陰謀をくぐり抜け、世界平和を目指す物語です。

　どちらかといえば、この作品よりも手が掛かっている自信作であり代表作なので、もしよろしければ、このままお付き合い下さい。

↓↓　なろう版『リドル・アクター』のURL↓↓

https://ncode.syosetu.com/n9606hl/

　あと、この作品は別の投稿サイト『小説家になろう』で投稿していた作品を、そのまま投稿したものです。普段はそのサイトで活動しているので、興味があればぜひ覗いて下さい。

　また、この後書き以降には、作中に出てきたキャラクターのプロフィールを掲載しています。もし宜しければ、少しでも覗いて下さい。

　それでは、これからも面白い作品を頑張って書いていくので、宜しくお願いします。

沿海いさで