第5話:ガルド村の一日

「『撃の宝石パワー・スフィア』…。

それがええと、ルカの兄ちゃんの名前なのか?」


「いや、私の本名の『翔の宝石ジャンプ・スフィア』と同じくただの個体名だ。

おそらく名前は魔王が付けているだろう」



正直名前と個体名の違いがよく分からないけど、きっとルカの中でははっきりと区別があるんだろう



「ルカ君、助け出したいとはどういうことだ?

『紅の宝石』は魔王に協力している訳ではないのか?」



村長が訊いてきた

たしかに魔王と一緒にいて、その力を行使してるならそう考えるのが妥当だけど…



「ではシュバルツァー村長、私も訊くが、魔王と戦った際に『紅』は喋っていたか?

この私のように」


「……いや」


「それならば答えはひとつだ。『紅』は魔王に操られている」


「「………」」



そんなことがあるのか?

宝石スフィアを操るなんて大それた事できるのだろうか?


俺はある疑問を投げてみる



「なぁルカ。

気を悪くしないでほしいんだけど、お兄さんがわざと黙っているってことはない?」



ルカはすぐに笑って否定した



「ふふ、ありえないな。

私たち宝石スフィアはな、かなりの『おしゃべり』なのだ。

ずっと口を閉じていて、しかも力を行使するなどとても考えられんよ」



なんだかものすごく説得力がある!

たしかにルカは結構喋るしな



「仮に『紅の宝石』が操られていたとして…、助ける方法があるのか?」



村長は当然の疑問を訊いた



「ある。現在の『契約』を更新するのだ」


「『コウシン』?それは何だ?」



村長は再度質問していたが、俺はある程度検討がついた



「もしかして新しい『契約者』をルカの兄ちゃんにくっつけるってこと?」


「そのとおりだ。

そのために新たな『契約』の候補者を見つける必要があるがな」


「候補者?誰でもいいって訳じゃないの?」


「当然だ」



マジか

まさか宝石スフィアと面接するのか?



「『契約者』となるにはその宝石スフィアとの相性…適合性がなければ『契約』を結ぶことができない」



適合性か…

どうやってそれを見分けるんだ?

すると村長が困った顔で呟いた



「どうやらルカ君達は相当複雑な種族のようだな…」



やべ、村長がついていけないって顔してる

あとでちゃんと宝石スフィアの能力説明しないと



「ルカ、それで候補者はいるの?」



ルカは声のトーンを落とした



「残念ながらまだ見つかっていない…

そこでシュバルツァー村長、この村の他に人が集まる地はあるのか?

たくさん居れば居る方が候補者が見つかる可能性は高くなる」



そうルカが訊くと、村長は後ろにある棚から地図を出してテーブルへ広げた



「もちろんだ。この村はちょうど2つの国家の間に位置している。

ここから西には『竜の国ドライグ』、東には『理の国ゼクス』。

理の国ゼクス』からさらに東へ行くと『亜人の国ヘルベルク』。

または南へ向かうと『聖の国グラーヴ』。

そして北には亡国『武の国スマッシュ』…

この大陸ではそんなところである」



武の国スマッシュ』は魔王が滅ぼしてしまったから『亡国』なんだろう

でもこの世界には色んな国があるんだな



「ふむ、私たちがここから目指すならば、西の『竜の国ドライグ』か東の『理の国ゼクス』が妥当だろうな」



竜の国ってなんか嫌な予感する…

まさか…



「村長…?

俺たちが戦った黒竜ブラック・ドラゴンってもしかして『竜の国ドライグ』の住人なんですか?」


「いいや。ドラゴンというのは非常に気難しい性格をしていてな。

たとえ同族でも馴れ合って生活することは殆どない生き物だ。

竜の国ドライグ』で暮らす住人は、竜の血を引いてる者や、ドラゴンを崇めている変わり者たちがほとんどだ」



ほっ…

それを聞いて少し安心した

最初に襲撃されたせいか、どうもドラゴンにトラウマがある



「わしとしては、向かうなら『理の国ゼクス』がお勧めである。

彼の国はこの大陸の中心地、最も栄えてる商業王国で人の出入りも激しい国なのだ」



なるほど、この世界ではその国が天下の台所なんだな

そして人が集まるという事はそれだけ候補者も見つかりやすい



「よし!まずはそこを目指そうぜルカ!」


「ああ、旅の支度をする必要があるな」



意気揚々と方針を決めると、村長が待ったをかけた



「お主たち、旅へ出るのならこの世界の知識をある程度は入れておけ。

それに道中には『魔物』がうようよしているのだ。

生半可な準備では、『理の国ゼクス』に着く前に死んでしまうぞ?」


「「………」」



『魔物』…やっぱりいるよね

正直ドラゴン以外ならそこまで怖くなさそうだけど、年長者の言うことは素直に聞いた方がいいのかもしれない



「2ヶ月。

せめてその期間くらいは村に留まっておけ。

心配するな、わしらガルドの住人がお主たちをきっちり1人前に鍛え上げるさ」



俺とルカは顔を見合わせ、頷いた



「分かりました…

これからよろしくお願いします!

ウィルム村長!」



☆☆☆



ガルドの村で暮らし始めて2週間が過ぎた

俺とルカは今ではすっかり村の一員だ


現在、俺とフレイは朝食をとった後、買い出しで近所の商店へ向かっている



「おはよう、クレアおばさん」


「はいおはよう、レイトちゃん。

ふふ、今日もフレイちゃんと一緒なのね。

見ていて微笑ましいわ」



フレイと一緒にいる時に、近所のばあさんに会うと必ずこれを言われる

最初はその度にお互いにキーキー言い合っていたが、今はもう言われ慣れた


おばさんに手を振ってさらに目的地へ進んでいく


商店は中央の訓練所の反対側にあるため、道中でマッチョ達にはよく会う


あ、さっそく現れた

どうやらランニング中みたいだ



「おはよう、エンリケ、イグニス、ロイド!

今日は良い天気だな!」



笑顔でマッチョ達へ挨拶を送る

へへ、名前で呼ぶのって少し恥ずかしいけど気分が良いよな!



「クセェ息で話し掛けんじゃねぇ!

ゴミ野郎!」


「フレイさんに近づいてんじゃねえぞ!

カス野郎!」


「おどれはまだここにおったんか?

さっさとねやクソ野郎!」



マッチョ達も元気よく挨拶を返してくれる

うんうん、俺もだいぶここに溶け込めたなぁ



「……あんたまだコイツらと喧嘩してたの…?」


「え?してないよ?

今も爽やかに挨拶してくれたじゃん」


「そ、そう?

あんたが良いなら別に良いんだけど…」



おかしなこという奴だなぁ

俺たちあんなに仲良しなのに



☆☆☆



朝の買い出しが終わると、今度はルカと村の学び舎で近所のガキンチョ達と一緒に授業を受ける


最初は大の大人がここに混ざるのにはさすがに恥ずかしかったが、村の外から来た人間の俺と、ふわふわ浮いてしかも『おしゃべり』な蒼い宝石のルカは、子供たちにとって興味津々であっという間に打ち解けた


…俺は村の外というより星の外から来たんだけどね


今日教鞭を執るのは、先程買い出しでお世話になった商店のオヤジの娘さん、ローズ先生だ



「みんな静かにー!

今日はお隣の『竜の国ドライグ』のお勉強をしますよ〜」


「「「はーい!!!」」」



おっとりとした口調のローズ先生は授業を開始する

内容自体はしっかりとしたもので、ウチの大学の教授にも引けを取らないくらいだ


しかもこの世界の言葉の読み書きがまだできない俺を気遣って、資料はできる限り絵を用いて説明してくれた


なんでも夢は『理の国ゼクス』にあるという魔法大学の教壇に立つことらしい


このレベルなら務まりそうな気がするが、その大学へ就職するためには、大学の履修はもちろん、最難関と言われている試験と、莫大な入学費用が必要ため、彼女は実家と学び舎の手伝いをしながら、日々勉強している


ちなみに、なぜ俺がこの世界の言葉は理解できても、文字は理解できないのかはルカ曰く、「宝石スフィアが『契約』する時、その者と意思疎通を図るために、『契約者』にある言語の壁を打ち消しているのでないか?」らしい


けど文字については該当しないのだろう

『おしゃべり』だからかな?


ちょっと実験で、スマホの音楽アプリにダウンロードしておいた洋楽を流してみたら、驚くことにどの言語でも全ての歌詞を理解することが出来た!


大学の専攻コース言語学に変更できないかな…



☆☆☆



そして昼食をシュバルツァー宅で食べた後は、午後からフレイとルカと一緒に訓練所に行き、模擬戦闘訓練だ


といっても対人戦はこの間の大乱闘のおかげか、身体と転移テレポート能力の使い方のコツが分かり、マッチョ友人達全員を相手にしてもルカがいる限り負けることはない


ガルド流格闘術をシュバルツァー親子から護身術として習い始めたのも相まって、最近はフレイとも良い勝負ができるようになってきた

(馬力が違うため転移テレポート無しだと、普通に俺が負ける)


ちなみに今日俺が受ける訓練は、野外で魔物を相手にする戦闘だ


しかし、戦闘は良いとして1つ悩みがあった

外での移動手段は徒歩かダチョウに似た大きな鳥型の魔物、『クルゥ』に乗馬(乗鳥?)する以外なく、正直こっちの方が難しい…


ガルド村で飼っているクルゥは、とにかく気性が荒い鳥しかいない


理由は『ガルドの牙』で運用するクルゥは戦闘が日常のため、臆病な性格では肝心な所で逃げてしまい、乗り手が撤退できず敵に殺される恐れがあるからだそうだ


最初フレイにクルゥのなだめ方を教わったんだけど、

「そんなのキッ!て睨めば1発じゃない」としか教えてくれなかった


こればっかりは訊いた俺がバカだった


なので地道に餌やりや鳥舎の掃除をしてクルゥ達とちょっとずつ仲良くなるしかなかった


そして先日、ようやく1羽のクルゥの背に乗るまで仲良くなることができた



「ようブレイズ。今日もよろしく頼むな」


「ピュイっ!」



頭を撫でてやり餌をやる

そんでもって躊躇わずに一気に背に乗る!



「よっ…と。相変わらずフサフサだなぁお前」


「ピューイ!」



言語の壁は消えてもこういった魔物の鳴き声は理解できない

もしや言語が理解できる知能レベルに下限があるのかな?


ブレイズに騎乗して同じくクルゥに乗っているフレイに追従し、獲物を探す

マッピングアプリを使用して、ある程度はこの辺りの地形を覚えることができた


歩くのめっちゃキツかったけど…

まぁ、こういった索敵行動はルカの方が得意だ



「零人。

12時の方向に『植物人マンドレイク』2体を確認。

ここから200メートルだ」


「ああ、分かった」



さっそくルカのサーチがヒットし、クルゥから降りて草むらに潜む



「ホント毎度思うけど、あんた達ちょっとズルくない?」



俺の隣に来たフレイが呆れ顔で言ってきた



「まぁ、俺もちょっとそう思うけど…

今までこういう暮らしなんてしてこなかったんだから少しは大目にみてくれ」


「魔物もいないなんてよっぽど平和な世界に居たのねー。

私だったら退屈で死んじゃいそー」



…この戦闘狂め

こちとらお前みたいに訓練所で屈強なマッチョどもを半殺しにする生活なんて送ってないんだよ


ボヤくフレイを無視し、草むらを進んでいく


すると少し先に二足歩行している人型の植物モンスターが見えてきた


木が歩いているみたい…

毎回新しい魔物に出会うとビビってしまう


誰だって見たことない生物に出くわしたらどうしたらいいのか分からなくなるよね



「ほら、ぼやっとしてないで狩るわよ。

私は左をやるからあんたは右のやつやって」


「わ、分かってるよ。あまり焦らせんなって」



こういう時は頼りになるんだよなぁこいつ

ドラゴンにも悠然と立ち向かうし…

度胸のステータスカンストしてんだろ



「ルカ、頼むよ」


「ああ、うまくやるのだぞ零人」



俺とルカは『同調シンクロ』…ではなく、ただ手を彼女に触れる


すると、ルカの蒼いエネルギーが俺の手の中に入っていき、蒼い光が右手を包む


こうすることで、ルカのエネルギーを節約して『転移テレポート』を使うことができる


同調シンクロ』程使いやすくはないけどね



「フレイ、いつでもいけるぞ」


「了解よ、私が撃ったらそれが合図よ」



フレイが弓を構え、『植物人マンドレイク』の一体に照準を合わせる



「『火射ファイア・アロー』」


ブン!


フレイの魔法に合わせて俺は転移テレポートを発動させる



「ギィ!?」



植物人マンドレイク』一体がこちらに気づいたが既に攻撃は始まっていた


「ギャウッ!!」


フレイの火魔法を付与した矢が敵に突き刺さる


刺さった矢は勢いよく燃え上がり、あっという間に魔物を黒焦げにした



「ギギッ!」



もう一体が仲間がやられるのを見て、逃げようとフレイのいる方向と反対側に逃げようとするが、既に転移テレポートを終えた俺が立ち塞ぐ



「!?」


「わりぃな」



右手に持った剣を『植物人マンドレイク』の脳天へ突き刺す

悲鳴をあげる間もなく、静かに木でできた身体が崩れていった…


はあ…やっぱり魔物とはいえ、生き物を殺すのは何度やっても慣れない…



「悪くないわよ。

なかなか息が合ってきたんじゃない?」


「はは、あんがとさん。

けどやっぱきついわー…」



ドカッと、近くに倒れていた巨木に腰掛ける

彼女も隣に座ってきた



「最初は誰だってそういう反応になるわ。

けど、その気持ちは大事にしないとダメよ?

戦いに慣れるのは良いけど、殺しに慣れるのは絶対にダメ」


「フレイ…」



毎回思うけど、訓練の時間だとフレイがすごく大人に見える

フレイは傭兵団の村で生まれたのもあって、その辺の経験は彼女の方が上だ


まるで村長と話してるみたいに錯覚する



「私は少々物足りない感じもするが、今回はもう帰るのか?」



ルカがフレイみたいなことを言ってきた

まさかルカまで戦闘狂になったりしないよな?



「ええ、そうしましょう。

無理に張り切って冒険しちゃうととんでもない魔物に出くわす事もあるしね。

…例えば黒竜ブラック・ドラゴンとか」



嫌な笑みを浮かべ、耳元でボソッと言ってきた

『ドラゴン』という言葉にビクンと身体が反応してしまった

こいつ結構いじわる



「…今日お前にスマホ貸してやんない」


「ああっ!?ゴメンなさいレイト!

謝るからそんなこと言わないで!」



そんな時はこれを言うと素直になる


最近、フレイは俺のスマホとリュックに入ってる日用品に興味を持ち始め、手に取って使い方を教えると延々とそれで遊んでる


フレイのお気に入りはスマホに入ってるパズルゲーだ



「……そうと決まれば早く帰るぞ。

私は腹が空いた」



そう言うとルカは俺の上着のポケットに入り込み引っ張り出した!



「ちょ!?ルカ!服伸びるって!」



なんかまたルカの機嫌悪くなった?

そんなに腹減ってたのかよ…



☆☆☆



「「ただいまー!」」


「おかえり、フレデリカ、レイト君にルカ君。ご飯はできているから手を洗って来なさい」


「「はーい」」



夕方はシュバルツァー宅に帰ってその日の出来事を村長に報告しつつ、夕食を楽しむ


一日でいちばん和やかな時間だ


ここに来る前は一人暮らしだったため、実家に帰ってるような妙な安心感を感じられる

ご飯はみんなと食べる方が美味しいよね



☆☆☆



「零人ー、来たわよ!」


寝る時間を迎える前に必ず俺の部屋にフレイが遊びに来る

目的はスマホのゲームだ



「あんま充電ねぇからほどほどで返せよ。

ほらっ」


「分かってるわよー。

今日こそは5-3の所をクリアしてやるわ!」



スマホを渡すと、フレイはベッドでいつも寝そべってプレイする

何回言ってもソファの方で遊んでくれないから、こいつが満足するまで就寝することができないのだ


仕方ないのでリュックに入っている小説を読んで時間を潰す

文字の勉強は今日はもう充分したから、そろそろ日本語で目を癒したくなった



「零人、それは何の本なのだ?」



ルカがこっちにふわりとやってきた

意外とルカの方も俺の持ってきたグッズに興味を示し、あれこれ質問してくる



「これはラノベって言って…

まぁ恋愛系の小説だよ。

あいつが持ってるスマホにもあるけど…」


「ほう!それは面白そうだな!

私にも読んでくれ」


「いや、読んでって…まさか朗読すんの!?」


「そう言ったつもりだが?」



マジかよ…

ラノベの朗読なんてどんな公開処刑だよ

チラっとフレイの方を見てみる

うん、あいつはゲームに夢中になってるな



「はぁ…フレイがゲームやめるまでだからな」


「うむ!」



☆☆☆



フレイからやっとスマホを返してもらい、ようやく就寝する準備ができた


あいつハマり過ぎだろ…

意外とこっちの世界にあいつ来ても楽しめんじゃねぇか?



「ふわぁ〜ァ。やっと寝れるな。

そんじゃルカ、充電よろしく」


「了解だ。

私もこの板の上は寝心地が良いので気に入っているぞ」


「…画面傷つくから寝返りとかすんなよ?」



異世界において死活問題として考えられるのは、ひとつは電気だろう

電気が無ければせっかくの現代アイテムも役に立たないことが多い


俺も最初はそれを覚悟した


しかし、ルカの存在がその懸念を見事に打ち砕いてくれた


この村に来て初日に彼女と寝た際に、携帯のアラームをセットしてルカの近くに置いたところ、一瞬だけ充電画面になったのである


ルカにそのことを伝えると、どうやら彼女の蒼いエネルギーは携帯の電気と構成が似ているらしく、少しエネルギーの配列を組み替えるとあら不思議、ワイヤレス充電ができるではありませんか


これによりリュックに入っている電子機器は全て使えるようになり、そこまで不自由な生活ではなくなった


なにより、知識の泉に等しいスマホが使えるのはでかい


圏外のためネットを利用する機能は使えないけど、授業の録音や板書を写したり、アラームをセットして早起きすることはできる


それだけでも全く使えないことに比べれば雲泥の差だ


ルカお姉さまに感謝です


旅立ちまで残り1ヶ月半…

それまでに俺とルカはしっかりと準備を整えなくちゃならない


ルカの兄貴を助け出すため、地球に帰るため…

俺たちは強くならなければ


…俺は、目をつぶった







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