前世のパートナー精霊が、転生した現代の俺に嫁入りしてきた

ケンタン

第1話 プロローグ

あ〜 君はいつまでも美しいね それに引き換え私は、年を取りシワが増えてどんどんうごけなくなってしまった もう言葉を発することも出来ず思いを口にすることが出来なかった。 


『大丈夫 あなたのことなら言葉にしなくてもちゃんと伝わるわ 例え体がボロボロになってもあなたの魂は出逢った頃からきれいなままだわ』


私の思いが彼女に伝わったのが嬉しく、言葉が出ない変わりに一筋の涙が頬を濡らす


『例えあなたが、今死のうとも私の心は永遠に変わらずあなたのものよ。なんなら、契約しましょ あなたが何度生まれ変われ記憶を失っても私はあなたを必ず見つけてまた恋をして愛してみせる それが世界を越えようとも』


その優しい声にうなずき、契約が成立すると私は意識を、保てなくなってしまう あ〜 いつの日か、彼女とまた愛を紡ぐ日が

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