女子の友達
すぐに、クラスでも、席の近くの女子たちと友達になった。
ひとりの女子に
「卒業式の前の日に、あそこのホテルにいっしょに泊まって、それで卒業式に出ようね」
って言われた。
わたしも、そういうの、めっちゃ好きやから
「うんっ!いいよ!ぜったい、そうしよう」
って答えた。
卒業式にちゃんと、いっしょに出れるってことは、ふたりとも、そのころには、おたがい就職も決まっているってことやから。
学校の向い側に、大きなホテルあった。
☆
その子に、いっしょに演劇部に誘われた。
わたしは、服飾の専門学校に入って、服の勉強をしようって思ったけど、演劇部に入ろうとは思ってなかった。
その子、香絵ちゃんは、めっちゃ面白い子で、たしかに演劇とかも自分でやるのも好きそうな子やった。
わたしもちょっと考えてから
「ええよ!香絵ちゃんとなら、面白そうやから、いっしょに演劇部に入るわ」
って言った。
香絵ちゃんは
「やったあ!」
って言って、飛び上がって、めっちゃ喜んでいる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます