校正の赤ペン忙し秋の空

こうせいのあかぺんせわしあきのそら


仕事の中で、人の書いた文章に赤ペンを入れることがあります。

秋口になってくると徐々に忙しくなってくるのですが、その情景を詠んだ句です。


「赤ペン忙し」の中七で修正するところがたくさんあるという様子が分かり、良い句だとのことで入選句としていただきました。


ただ、先生以外の参加者からは選をいただけず、書き物をする方以外には伝わりづらかったかなと感じています。


なお、下五の「秋の空」という季語を、例えば金木犀や銀木犀など香りのする植物などに変えると、忙しく校正作業をしているところに花の香りがしてきたといった形でより詩情が増すのではないかとのご助言をいただきました。


校正の赤ペン忙し金木犀


などでしょうかね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る