【幼女育成】 ギルドランキングを駆け上がるとつぶやいた彼女とかつて1位の冒険者
くもきりかはる
引退した理由はもしかしたら単純なのかもしれない
第1話 別れの旅路
冒険者生活の
私こそが最強の
そして
私たちは
なにひとつ理解していなかった私に残された現実は〝最強〟だけになった。
西方バーミライト
いわゆるハーレム・パーティーのリーダーを
解散した理由はもしかしたら単純なのかもしれない。
ツイン・タワーで
けれども
勝利に喜んでいたのは私だけだった。次なる冒険を
私を
クリティカル率60%オーバーを
――わたしたちは、いつ、どこで死んでもおかしくなかった――と。
私の
『――もう無理。これ以上レベルを上げても無意味よ!!』
『――まだ続ける気!? 馬鹿じゃない? 命がいくつあっても
『――あたしの冒険はここまでみたい。もう
3人全員がパーティーから抜ける。それはパーティーの解散と同じ意味だった。
とある関係者は私に問うた。
「なぜ引き止めなかったのか?」
それができれば苦労はない。
その内情を私を少し知っていた。
30を
私のパーティーは長い冒険者生活の中で
そして私はひとりになった。
ただひとつだけ私にとって予想だにしなかたったことは、このあと私の心も折れたことだった。
私ならばもう
こういった
こちらの原因はもっと単純だった。仲間――すなわちパーティーとはそういうものだったのだ。
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