わたしは白熊彩菜です。どうぞよろしく。

ヤッキムン

服のお店

わたしは白熊彩菜。

みんなからは「あやなっち」と呼ばれている。


服飾の専門学校を卒業して、服を作りはじめる。


劇場の入ってるビルの1階に、服のお店あって、わたしは、自分の作った服を持って、そのお店に売り込みに行った。

そのお店の店長さんは、真剣に、しっかりと、わたしの持っていった服を見てくれた。

そして

「このアイデア、よく思いつきましたね」

って、めっちゃ誉めてくれた。


「どうして、こんなアイデア、思いついたんですか?」

って店長さんに聞かれた。


「こういう可愛くてセクシーなカッティング、好きなんです」

って答えたら、店長さんは、めっちゃ笑ってくれた。めっちゃ嬉しそうに目を輝かせて、わたしの作った服を見てくれた。

そして

「わかりました。うちで、あなたのコーナーをつくって、販売することにします」

って、言っていただけた。


わたしは、飛び上がりたくなるほど嬉しくて

「ありがとうございますー」

って、大声で言ってしまった!


数日後、新たな服を持って、お店を訪れた。

わたしのコーナーも、ちゃんと、できている。

服をならべて、そのお店で販売していただけることになった。


「劇場の入ってるビルなので、芝居好きなお客さんや、劇場関係者の方々も、見に来られると思うので、あなたの作る面白くて独特な服も、うちなら、きっと、うけると思いますよ」

って、店長さんも力強く言ってくださった。


「新しいアイテムをどんどん持って来てくださいねーっ!」

って言われ、面白いアイデアの服をいっぱい作りはじめている。

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