第8話依存
お前が死ね
お前のせいだ
お前のせいで私は死んだ
お前が余計な人助けなんかしたせいで私が死んだんだ
お前が撃たれれば良かったのに
お前が死ねば娘の式に出られた
お前が死ね
オマエガクワレシネ。
たまらず起き上がる。辺りはまだ暗い。
はぁはぁと自分の息が荒い。
時計は午前2時を示している。
「久々に見たなぁ、あの夢」
心臓がドクドクと鼓動が早い。
気だるい体を起こして汗をで拭う。
気持ちわりぃ風呂入るか。
アイツは帰っていない。
もう、一週間になる。
アイツが隣で寝てた時は一度もあの夢見なかったのに。
風呂に入ってシャワーを出すと冷たい水が体を冷やす。
冷たい水と一緒に悪夢も流されてしまえばいいのに。
シャワーの水が、暖かくなって熱めのお湯で体を洗い流す頃には悪夢を頭の隅に追いやった。
ただ、心の一部は言いようのない不安が残っていて、アイツの顔がチラチラと浮かぶ。
俺って、アイツを安定剤の代わりにしてたのかもな。
ただ、今は会いたくない、この間の俺を見ないで食われる恐怖がまだ、残っている。
蟲人との戦いはあまり良くないのだろう。
アイツは一日にあんなに俺を食うのに、もう、一週間も絶食しているんだから。
蟲人は強くなって、数が増えてるのか??
俺がついて行くしかないだろうなぁ。
人に戦わせて俺は帰りを待てるなんて、性にあわないんだよ。
本来俺は即行動するタイプだったはずだろ。
俺の持ち味はバイタリティだったはずなのに、俺もう半年もこの建物から出てないなんてどう考えたっておかしいだろ。
ガシャっと音を立ててシャワールームの扉が開いて、裸のアイツが入ってくる。
アイツの裸は人の体とあまり変わらないけど、
所々に淡い薄紅色の鱗がキラキラとシャワールームのライトを受けて光っていた。
「そんなに凝視すんなよオレの巨根がそそり立つじゃねえか、それに比べてアロのは小枝か」
「るっせーな、俺のはこの国の一般的なサイズだ、にしてもお前のそれはデッケーな」
「それなんて言うなよ、おちんちんって言ってごらん」
「言えるかボケ」
話を逸らしたくて矢継ぎ早に質問する。
「そうだ、聞きたいんだけどさ、俺お前に会う前は結構活動的だったんだよ。
それが今はここ半年この建物から出てねえんだよ、おかしいだろ」
「でも人と会えない生活してたって言ってただろ」
「あぁ、だから極力人にあわないで活動してたんだよ。
登山とかしてた、心的ストレス障害って言うんだけど俺の場合、人に合わなければどうにかなったからなぁ」
「初めて会った時仕事してただろ」
「まあな、初めは酷かったんだよ。
人の顔を見るだけで、硯田さんの顔に見えて発作を起こすし、人と話すのも無理だった。
でもさ、警備の仕事をくれた人がさ、人間なんて人前では仮面を被ってる。
お前は役割に徹しろ能面を被れって言ってくれたんだ。
それで徐々に何とか仕事が出来るまでになったんだよ」
「ノウメン?のうめんってなんだ」
「能面?、能面っていう仮面を被って、能ていう舞を踊る伝統芸能ってやつがあるんだよ」
「それ、面白いのか」
「さぁな。
それより、最近また、怖い夢見始めたんだけだよ」
「そうか(毒が切れたか)」
「だから俺のバイタリティはどこいったって話し」
「そりゃあ、喰われたんだろ金魄」
「じゃあ、治癒力がどうのって話は」
「だから、アロの一番輝いてたのがバイタリティで、金魄で喰われて、次のアロの特徴が回復力だったんだろ、で、他人の治癒力を食ったから、他人の金魄が異常反応を起こしてるのが今のお前の状態なっ(それと、オレの毒が作用して超再生になってる)」
「今小声でなにをいったんだ?毒のせいだぁ?」
「だから、アロが他人の金魄を、それも治癒力の金魄を食ってなかったら、オレの毒で死んでたよ。
(あの時噛み付いた肩だいぶ溶けてたし、でもアロ自身が克服したんだ)」
「今さっきから、小声の方が重要なこと言ってるよなっ。
そうだ、それと一週間もメシ食わなくて大丈夫なのかよ」
「ん?お前の腕を10本くらい持ってった。でも時間が経つと味が落ちるんだよなぁ」
「いつの間に持ってたんだよ」
「そりゃ寝てる間に?」
「2日間寝っぱなしだったろ」
「いや、夜中に食ってた、いい子で寝てたから起こさなかった」
「いい子ってなんだよ、ったく心配しただろ、じゃ俺先出るよ」
「待って、アロぉ、オレを洗って」
「はぁ⤴自分でやれよ」
「疲れた、動きたくない」
「どこのお嬢様だよ、わがままがすぎるだろ」
「それに、この間の戦闘の時にロプの遺骸を盗られた、慰めてマジで」
「えっ、ロプって、故郷の時のメシの人だろ?仕舞ってたの?」
「あぁ、アロが死んでも入れるぞ」
「俺を殺すな、その入れ物は棺かよ」
「違う、生け捕りも出来る、特殊スーツの手の甲にある24枚の花びらの形のカプセル内に入れられる、両手にあるから48体が上限だな」
いつか俺もそのカプセルに入るか。
アイツか俺に執着する限りそうなりそうだ。
「頼む、手でアワアワにして洗え」
はぁ、わざと大きなため息をついた。
「全く、しょうがねぇなぁ」
俺はボディーソープを手に取ってよく泡立てて洗う。
耳の後ろから首筋を通って腕を洗い、背中を過ぎ、引き締まった大臀筋、太もも脹ら脛を洗う。
ボディーソープを足して前に回って胸、腹を洗う。
「自分でそれは洗えよ」
「アロ、おちんちんって言えって言っただろ、ほら言ってごらん」
「無理」
大きくため息をついて、俺の耳の後ろを齧った。
痛みと共に熱さが広がる。頭の中にあいつの毒が入り込んでいるように、
頭の中にも熱が広がってモヤが掛かっているみたいだ。
「アロ洗るよなオレのおちんちん」
俺は言われたままアイツの前に膝を着いて、しゃがみ巨根に手を伸ばす。
泡で上下に動かして洗う。カリを擦りを丁寧に洗い、鈴口に指を這わせるとアイツが息を飲んだ。
「そう、いい子だねアロ、そうそこ上手上手」
アイツは俺の頭を撫でる。
俺は、嬉しくなって丁寧に擦りあげる。
シャワーで泡を流した。
洗い終わったあとも巨根を上下に擦る。
アイツの巨根は、血管が浮き上がるほど硬く、滑らかな手触りで、熱い。
「そう、上手いい子だねアロ、ほら大好きだろアーンしてごらん」
言われたままアーンと口に頬張る。
顎が痛くなるほど大きく口を開けて、カリを舌で撫でながら出し入れする。
吸ったり、反応を見ながら舐める。
アイツが俺の頭を鷲掴みして、グイっと押し込んだ。
苦しくて思わず舌で抵抗する。
「抵抗する悪い子はお仕置だよ」
と言ってあいつはグッっと押し込んで咽頭の奥まで突っ込んだ。
グッブ
息が出来ない吐き気する。
一気に引き抜く。
ゲホゲホと咳き込んでは涙目になりヨダレが糸を引いて垂れる。
「いい子、よく頑張ったね」
アイツは俺の頭を撫でて、シャワーで優しく顔を流す。
俺は目がトローンっとなって肩で息をする。
「アロこっちおいで」
行くと、四つん這いになるように指示されて、四つん這いになり、おしりを突き出す。
あいつは俺の後ロに何かを塗りこむ、
後ロから体に熱さが広がった。
ヌルヌルの人差し指で、差し込んだ。
くぅぅぅ。
痛くて声が漏れる。
慣れるまで動かない、後ロにトロリとした何かが掛かる。
ヒヤリとした後に熱さが増して俺は腰を振ってしまっていた。
その抽挿に合わせて指の本数も増えていった。
「アロは淫乱だね、はじめておしりの穴に指入れられてるのにもう腰振ってるの、盛りのついた犬みたいだね、一回ワンって、鳴いてみて」
くぅーん。
っとムズがって
ワン
小さく鳴いた。
「お利口だね、アロは。
僕のおチンチンを食べてって言ってごらん」
何度か身動ぎをした後、
「ボクノオチンチンタベテ、、、クダサイ、ワン」
「いい子だねアロは、わかった食べてあげるから、自分で大きくしてごらん、返事はワンね、わかった?アロ」
ワン
自分のおチンチンを自分の手でシゴいて大きくした。
「ボクノオチンチンタベテクダサイ、ワン」
「よく言えました、痛いのと痛くないのどっちがいい」
「イッパイイタイノガシュキ、ワン」
「そうか、イッパイ痛くしてあげるね」
カミソリでおおちんちんにカミソリの刃を当てて引いて少し避けたところを、ちぎった。
あまりの痛さに床にのたうち回る。
頭の中のモヤが痛みて瞬時に消えていく。
「おきた、アロ」
アイツがくつくつと笑っている。
「るっせー、俺を殺す気か」
「何言ってんの、アロのお口でお願いしたんだろ、それとも忘れた?」
「お、覚えてるよ、クッソ」
無くなった場所を両手で抑えながら背中を丸くして、しゃがみこんでいる。
「こっち見て」
「ん?あっ俺の、、」
俺の肉棒がアイツの口の中で二股の舌に弄ばれて、プスりと歯を立てられている、離れているのにイタイと思ってました、ゴクリと喉を通る時、喪失感が半端ない。。
「俺のおチンチン再生おそくねっ」
「そのまま生えてこなかったりして」
「マジ」
「嘘、オレの毒を打てばすぐ生えるよ、どうする」
「毒ください」
「じゃ、そこ座って」
指示された。浴槽の縁をに腰を下ろした。
「次は足開け、よく見えるようにしろよ」
ズンズンと痛むそこを広げた。
痛みが増す。
っく
顔をしかめる。
そっとあいつの顔が近ずいて、なくなったその場所にカプリと噛み付いた。
俺のチンチンはアイツの口の中で再生して、二股の下で弄ばれた。
んっ、、イ
もう少しで、イキそうな時に口から抜かれしまってた。
イキたいのにイケなくて辛い状態で放置された。
アイツはお風呂椅子に座って両手を俺に向けて突き出しを招く。
「おいで」
素直に従って、アイツの所まで行き、向かい合って抱き合う形になる。
俺はアイツの足を跨ぐとアイツが足を広げてきて自然と腰を下ろしてしまう。
アイツの巨根は既にてらてらと濡れていて、俺の後ロを押し当てる。
噛まれた時みたいに、後ロから熱さが広がり、徐々にアイツの巨根を飲み込んで行く。
途中で止まる、苦しくてアイツに抱きついて抜こうとした。
アイツは俺の腰を持って引き下ろした。
ビリビリと裂けるような感覚、逃げたくて、身動ぎをするが、しっかりと抑えられていて、くねくねと動く俺は良がっているようにしか見えない。
俺はどうにもできなくて、あいつの胸にしがみついた。
俺の中で何度かはきだして、滑りが良くなった俺を突き上げてくる。
「アロの中凄くいいよ、アロも気持ちいね」
コクコクと頷いた。
「イキたい」
「ん?オレのことをディーって呼んだらイっていいよ」
「んっ、、ディー、イってもいい?」
「よし、イけ」
抗えなくなった俺は、ディーの腹に吐き出した。
ディーは俺の頭を撫で撫して優しく抱き留めるとまた、腰を振り何度も俺の中に吐き出した。
気持ちいい所を探り当てられ、そこを何度も突き上げられる度に、
びゅ、びゅと潮を、絶え間なく吐き出した。
俺はもう、余りにも吐き出しすぎて、ぐったりとなり、ディーの胸に縋りついた。
ディーも俺の中に何度も何度も吐き出したのに、まだ固くそそり立っていた。
シャワーを浴びて出る頃には、部屋の中は朝日が差し込んでいた。
足の立たなくなった俺を、お姫様抱っこでディーにベッドに連れていかれ、ドサッと下ろされる。
ディーは、俺に覆いかぶさってきた。
また、やるの?と困惑する。
ディーは俺の上でニヤリと笑って肩に噛み付いた。
熱が広がり、吐き出しすぎて元気のなかったおチンチンがムクムクと立ち上がり出した。
あぁ、食事か!
ディーに両腕、両足とおチンチンを食べられた頃には、ディーに与えられる快感のことしか考えられなかった。
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