「君の傍に」#言葉の添え木より(GL/1)


 「部活見学の方ですか?」びくりと身体を震わせて横を見た。とても綺麗な人がいる。この人も演劇部に所属しているのだろうか。「どうぞ、見ていって」カラリとドアが開いて、私の来訪を喜ぶ先輩たち。その中で一際輝いていたのは好きな先輩じゃなくて黒髪ロングの貴女だった。

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