第5話 2 、3 、4人目
『おせーよ!!』
『やっと四人』
「ごめんごめん。お待たせ。」
先に待っていたイッテツとアヤメに怒られた。そして、先日ダンジョンに潜ったことを話した。
『いーなー。俺も行っとけばよかった』
『レベルアップ的な概念はあった?』
「レベルアップはないけど、スキルをゲットできるスキルポイントがもらえるっぽい」
さらに、ドロップアイテムがたまに落ちることやダンジョン内のことを説明した。ダンジョンのことを中心に話していると最後の一人であるセナがやってきて全員が集まった。
『やっと来た!遅いよ?セナ』
『ネイも遅れてきたじゃない』
「まぁ、全員そろったんだし、これからについて話し合おうか」
『セナ本当に女になったのか!』
「これからについて話し......」
『セナちゃんかわいいね』
『まじでやめてくれ』
苦しそうな顔をして答えるセナにさらに畳みかけるネイ。しばらくしてようやく真面目に話し始めた。最初の話題はイッテツとアヤメにしたダンジョンに潜った時の話だった
『二人ともダンジョンに行ってたから遅刻したってありえないからな?』
『僕も行ったよ?』
「ん?」
なんと、合流したセナもダンジョンに行っていた。
『なんだよ行ってないの俺らだけかよ。』
「ダンジョンについてまだ言ってない話があるんだが、あそこには青い線があってそこを超えるとモンスターが出てくる。その青い線がモンスターの行動範囲だと俺は考えてる。」
『確かに僕も見た気がするな』
「その青い線がダンジョンの入り口にあるなら何も思わなかったんだが、少し進んだところにあったんだ。」
『そんな線あったっけ?』
『アホは黙っといてくれ』
『はぁ!?』
喧嘩しているネイとイッテツを無視して話は進む
「問題は行きと帰りでその青い線がダンジョンの入り口に近づいていたこと。俺はそのまま時間経過とともに青い線は入り口に向かって最終的に青い線はなくなってモンスターはダンジョンから出てくるって考えてる。」
『ありえるね』
『ダンジョンを進んだ先に何があるのかも気になるし。わからないことだらけだ』
『本当にこの世界は未知なものに変わったんだね』
『ほんとにワクワクする!』
「そうだね。今まで以上に人生を楽しもう」
この後もいろいろなことを話し合いこれからの目標が立った。
『考えてるだけじゃ結局何も始まらないだろ』
「そうだね。ダンジョン攻略してみようか」
『了解』
『僕も賛成』
『盛り上がってきたね!』
--------------------------------------
《イッテツ》
職業 騎士
武器 片手剣 大盾
スキル ヘイト集中 守護(任意の場所に魔力の盾を生成) 常時回復
《アヤメ》
職業 侍
武器 日本刀
スキル 縮地(短い距離を一瞬で移動) 飛斬(斬撃を飛ばす) 二段ジャンプ
《セナ》
職業 狙撃手
武器 弓
スキル 同時射撃 矢操作(矢を空中で曲げたり操作できる) 魔力矢(矢を魔力で作る)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます