オーロラちゃんの船

うちとマーリアちゃん、イレーヌちゃんで、ニースの海沿いをお散歩してた。


マーリアちゃんは小学生のギタリスト。

めっちゃギターうまい!


イレーヌちゃんは小学生のダンサー。

ダンスめちゃめちゃ得意。


うちは絵を描く。



3人で海沿いを歩いてて、海に可愛い船、停泊してるのを見つける。


「あ~、あの船めっちゃ可愛い~」

さいしょに見つけたのはマーリアちゃん。


「「あ~、ほんとだーっ!めっちゃ可愛いーっ!」」


うちとイレーヌちゃんも、可愛い船に気付く。


「あれ~、船の上で、手をふってる子いるよ~」


「ほんとだー、女の子みたいだねー」


「行ってみようかー?」


「「うんっ!行ってみよう!!」」


うちらは、船の近くまで走って行って


「「「お~い!!!」」」

って、3人で手をふってみた。


そしたら、船は

スイーーーッ

て、うちらのほうに近づいて来る。


「お~い!!!みなさん!こんにちは~」

って、船の上で、女の子うちらに言ってる。


「「「こんにちは~」」」

うちらも、その女の子に答えてみる。



「どうぞ!みなさん!乗って乗って!」

って、女の子はうちらに言う。


「「「じゃあ、おじゃまします~」」」

うちら3人は、女の子の船に乗る。


「はじめまして!船長のオーロラです!」

って、可愛い女の子は、うちらに自己紹介してくれた。


うちらも順番に


「あやなっちです!」

「マーリアです!」

「イレーヌです!」

って、オーロラ船長に、ごあいさつ。


オーロラちゃんは、うちらと同じ小学5年生の可愛い女の子。


「「「オーロラちゃん!こんな可愛い船の船長さんだなんて、すごいねー」」」


「えへへ...」

って、照れてるオーロラちゃん、可愛い。



「出発進行」

船は海の上を

スイスイスイーーーッ

と滑るように走って行く。


船内の内装も、めっちゃ可愛い。


「「「オーロラちゃん!ソファとかインテリアめっちゃ可愛いねー!」」」


「ありがとう」

オーロラちゃんも、うちらを乗っけて、めっちゃ喜んでる。



やがて、船は

フワッ

と空に浮きあがる。


「「「うわっ!空を飛んでるよー!オーロラちゃんの船!」」」

3人でびっくり。

びっくりしながらも、空から見る景色を楽しむ。


マーリアちゃんは、持ってたギターを弾きはじめる。

イレーヌちゃんは船の中で可愛くダンスしてる。

うちは、空からの景色を絵に描く。


空からは、ニースのきれいな風景。


「あ、うち、あのあたりかな~!」


「あ、うち見えたー」


「あ、ママ見えたー!歩いてるー!」


「「ほんとに?」」


「あはは...」

オーロラちゃんも嬉しそうに笑ってる。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る