わたしは白熊文奈ちゃん

ヤッキムン

あやなっち

わたしは白熊文奈ちゃん。

「あやなっち」と、みんなに呼ばれている。

ニースに住んでる小学4年生。


ママもパパも大阪の人。家でも大阪弁でしゃべっている。

そやから、わたしも大阪弁。


お友達はイレーヌちゃんとマーリアちゃん。

ふたりとも、パパはフランス人やけど、ママは大阪人。

ふたりとも、大阪弁しゃべれる。


3人でいる時は、いつも大阪弁でしゃべっている。

みんな大阪弁、大好き。もしかしたら、フランス語よりも、好きかもしれへん。大阪弁。

聞くのも好きやし、しゃべるのも好き。


なんとなく、ニースの気候にも、大阪弁めっちゃ良く似合う。


わたしは、ちっちゃいころから女の子みたい。

小4の今もそう。


イレーヌちゃんもマーリアちゃんも、そんなわたしのことをずっと好きでいてくれている。

女の子みたいなわたしのこと、めっちゃ可愛くて好きだって。


わたしも、イレーヌちゃんもマーリアちゃんも、どっちも大好き。

どっちも同じくらいに好き。


3人で、よく近くのシャガール美術館に行く。

日曜日に公園に集合して。

みんなの家から近い。


そのあと海沿いを散歩する。

ちょっと高い場所に登って、海をながめる。


まわりの人たちはスケボーやったり、ドラムの練習したり、絵を描いたりしている。


ニースの海鮮料理も、新鮮で好きや。

魚介類めっちゃ美味しい。

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