腐女子はBLを見ると最強に近づきます!!!
空野 猫
第1話 腐腐腐腐腐!!
「あぁ〜格好良い...」
私...
「
ちなみにこれ私の笑い声。全部腐になってるんだ〜〜!!これ腐女子の証拠だよね!!!
でも最近母に「独り立ちしなさい」と言われて一人暮らしで高校生活です...
「お金なくなってきたなぁ〜...」
今日の悩みはお金...お金がなきゃあの二人に注げない...そうだ、ダンジョンyoutuberに成ればお金もらえるしもしかしたらおなじBLが好きな子と巡り会えるかも!!
やるっきゃ無いか!!!
―――――一年後
「だめだあああああああああああああああああああ!!!!!」
誰も見てくれる人なんて居ない、誰にも興味持ってもらえない!!!私は私自身を撮ってるスマホに向かって叫んでいた。
「私...向いていないのかな...」
一応ダンジョン攻略の腕はまぁまぁだと思う。無傷のまま下層まで来てるし...
「...退屈だぁ...BLみよ...」
そのまま下層の床に寝っ転がって絵を見始めた。
時々モンスターが来るが波動で消し炭にした。
『グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!』
時々スタンピード?が来るけど皆消し炭にしてる。
「邪魔しないでほしいなぁ...あぁ...いいわぁ...そのまま...あぁおしい...もっとお金が注げたら良いのにぃ...」
その時、下層の地面が揺れ動く
「何っ!?」
その瞬間近くにあったモンスターパーティの罠のとこから二人の男性が出てきた。
「ぎゃああああああああああああああ!!!」
「ちょっと、大丈夫か!?」
「うっ...
「無理だ
「ぐっ...だから僕は先に行っててって...騎士の人たちを呼べたら僕も怜も救われるから...!!!」
「...わかった。絶対にすぐに騎士を呼ぶ!!スピードの能力を限界まで使うから!」
その瞬間私に素早く移動する怜という男子が来た
「そこの探索者!!やべぇモンスターパーティの罠を踏んじまった!!逃げろ!!B級くらいじゃ太刀打ちできない野良大ボスが出現したんだ!!!」
嘘でしょ!?と思った...野良大ボスに驚いたのはもちろんだけど、それ以上に今この現状の方がとても驚いた。
眼の前の男子は...私が好きなBL漫画の「君だけは離さない」の攻め側、怜くんだったからだ。
「待ってください!!!」
私は怜くんに声をかけた
「私なら太刀打ちできます!!」
「おい無茶言うな!!多分君はC級とかだろ!?」
「大丈夫です!!見ててください!!それに推しが死にそうになってるのに助けないなんてありえないので!!」
その瞬間私はモンスターパーティの罠の場所へ直行。約五十メートルのくねくねとした迷路のような廊下をスイスイ行き、約一秒で付いた。
『ギャオオオオオオオオオオオオオオオル!!!!』
そこにはどでかい羽がついたモンスター。ソウルドラゴンだ。
食べられたものは数しれず、そして攻撃手段の中に魂を抜くという手段があり、それによって魂を取られたものが続々と食われていった。
「...くっ...食われ...!!」
今ソウルドラゴンは受けの雄くんを食おうとしていた。そんなこと絶対にさせない...!!!
「黙れ!!このクソソウルドラゴンめがあああああああああああああ!!!」
必殺攻撃!!
《ファイナルエフェクトパンチ》
「おりゃああああああああああああああああああああああ!!!推しを殺そうとした恨み!!晴らしてやるううううううううううううう!!!」
『グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』
ぐしゃり。そんな音がしてソウルドラゴンは倒れた。
「...あ、ありがとうございます...?」
雄くん...雄くんだ...!!!
「え、え!?なんで泣いてるの!?え!?僕なんかした!?」
その後私が泣き止むまでそばに居てくれた...途中から怜くんも来てくれた...うれしいですよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!(´;ω;`)
「じゃぁね〜恩人さん!!」
「雄をありがとうな〜!!」
「どういたしまして...えへへ...」
嬉しい...あ、眠いなぁ...ダンジョンだけど寝よっかな〜
《常時波動発動》
これで近づいてきたモンスターは消し炭だね〜じゃ、ぐーすかぴーすか...
”あれ、このダンジョン配信者寝てるくね?”
”というか俺しかみてるやついねーじゃん。視聴者0だ”
”あ、モンスター近づいてきてるんだが!?逃げろよ!!”
”待て待て待て!?なんか消し炭になったんだが!?”
この動画が色々と伝説になるのはこの少女レナが起きてからであった...
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