実際する、とある絵画が描かれた裏にあったであろう物語です。史実として残っているのは、大名の一族に生まれた画家の残した絵がひとつ。しかし、その絵が生まれるまでにあったであろう物語を、青史の行間を読んで、その行間に説得力を藻って描き込む。これこそが、正に歴史小説です!!合戦もチャンバラも謀略も無い地味なお話です。でも、歴史小説好きには絶対「刺さる」と思うので、ぜひお読みください!